宮根誠司、ニセ僧侶の詐欺行為に警鐘 「外国人の方にも教えてあげないと」

上野東照宮で、外国人観光客を狙ったニセ僧侶の詐欺行為が横行しており「外国人が外国人を騙す」状態か。

宮根誠司

29日の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)では、東京・上野公園にある「上野東照宮」で、観光客にお札や数珠を売りつける「ニセ僧侶」の存在に言及。

「上野東照宮の修理費用になる」などと観光客に声をかける詐欺行為に、司会の宮根誠司さんも警鐘を鳴らしています。


■1万円をだまし取る手口が横行

上野公園に位置する、徳川家康公を祀っている上野東照宮の参道や境内で、1ヵ月ほど前からニセ僧侶が出没。

報道によると、外国人観光客に後ろから近づき「上野東照宮の修理をするための寄付になる」と御札や数珠を渡して、1万円をだまし取る手口が横行しているとのことです。

コロナ以前は、2016年頃から同様に事件が多発し、神社が警察に相談をしたことも。その際には外国人がニセ僧侶に扮しており、警察が本国に帰したそうです。

今回現れたニセ僧侶も前回と同じようにカタコトの日本語を話しており、外国人の可能性もあるもようです。


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■宮根「外国人が外国人を騙すと」

上野東照宮側は、公式サイトに日本語・英語で注意を即す文章を掲載する対応をとっています。

宮根さんは「外国人が外国人を騙すと。日本人だったら神社に僧侶がいるのもおかしいし、外国人の人が売っているのもおかしいと分かるんですけど」と、困惑気味にコメント。

また、国内のみならず中国でもニセ僧侶は問題になっており、中国では「本物の僧侶を鑑別する照会サイト」を設置して規制を強化しています。


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■詐欺罪や建造物侵入罪に?

中国の地元メディアによると、ニセ僧侶は中国を離れ、アメリカやオーストラリア、日本などで詐欺行為を繰り返しているとのこと。

上野東照宮川は、ニセ僧侶に対し「こちらでは授与所以外で授与行為は一切していないのでそういう人がいて紛らわしかったとしても絶対にお金を出さないでほしい」と呼びかけています。

法律の専門家は、ニセ僧侶事件に対し「詐欺罪や建造物侵入罪に問われる可能性があるものの、外国人観光客を狙っており捜査における証拠収集、将来における公判維持(立証)が難しく事件化しにくい盲点をついた犯行」と解説しています。


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■外国人観光客にも教える必要性が

ニセ僧侶事件に詳しいジャーナリストによると、声をかけられたときの対処法として「一番いいのは無視して通り過ぎる。お金をくれないんだなと思ったら次の人に声をかけるために当人たちも切り替えますので」とのこと。

宮根さんは「これ、上野東照宮だけに限らず他の神社でもやっている可能性があるのでお気をつけください。とくに外国人の方にも教えてあげないといけない」と注意喚起しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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