CEOが明かす、面接で聞いてはいけない“唯一の質問” 「赤信号だと感じます」

コロナ禍を経た現在ならでは? 採用担当者にとってあまり良い印象に残らない「質問」とは…。

面接

面接の最後に聞かれることが多い「なにか質問はありますか?」。CEOが「避けたほうがよい」と語る質問がひとつあるようで…。

『LAD BIBLE』など海外メディアが報じました。


■「リモートワークに関する質問」はNG?

アメリカ企業のRSEベンチャーズのCEO、マット・ヒギンズによると、面接において「リモートワークに関する質問」は避けたほうよいといいます。

マット氏によると、米Meta社のような大手企業における大幅な人員削減から、新入社員のリモートワークが認められなくなった背景があることを踏まえ、経営者やCEOの立場としては、厳しい状況下では生き残ることが最優先であり、入社する人材には「多少の工夫と妥協が必要」という心構えを持っていてほしいとのこと。


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■「質問をされた場合は“赤信号”だと感じます」

そのため「面接の質問が採用担当者に対し、どのような印象をもたらすかによって、希望の仕事に就けるか、または不採用通知をもらえるかを左右する」と見解を示します。

「公平がどうかは別として、リモートワークに関する質問が採用担当者によっては、“優先順位の相違”など、好ましくない印象をもたらすこともあります」と続けるマット氏。「私でさえも、その質問をされた場合は“赤信号”だと感じます」と説明します。

「こんな状況を想像してみてください。面接の最後にあなたはリモートワークに関する質問を行ない、採用担当者の反応が冷ややかだったとする。その翌日、担当者はほかの候補者と面接し、その候補者は『来週月曜日から出社できます』と伝えたとします」。


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■能力的には「適任」であっても…

「確かに能力的にはあなたのほうが適任かもしれない。しかし、この場合は「出社可能」と答えた候補者のほうがより熱心だと思われる可能性がある」とマット氏。

また「これはリモートワークの方針が確立している企業においても同様のケースが起こり得ることがあります」とのこと。社員の在宅勤務または出社、どちらの働きかたにも賛成だと語るマット氏ですが、現在の状況下ではあまり喜ばれない質問と持論を展開しました。

もちろん一概に、すべての企業に当てはまるとはいえませんが、念頭に置いておいたほうが無難かもしれません。


【黒木ゆず】
大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず

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