ハラミちゃん、都庁のストリートピアノに救われた過去 「今度は私が…」
東京都「こどもスマイルムーブメント」のアンバサダーに選ばれたハラミちゃん。会社員時代、脱・引きこもりのきっかけは『都庁』にあった…？
28日、東京都庁第一本庁舎にて「こどもスマイルムーブメント」アンバサダー就任式が開かれ、ピアニストのハラミちゃんが登壇。小池百合子都知事より任命状を授与されました。
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■「こどもスマイルムーブメント」とは？
「こどもスマイルムーブメント」とは、2021年より東京都が「チルドレンファースト」の社会の実現に向けて、子供を大切にする気運を一層高めるため、企業・NPO・学校・区市町村など幅広い主体と連携しながら、官民が一体となって子供の笑顔につながる様々なアクションを展開するもの。
このムーブメントを広げていくために子役の村山輝星さん、タレントの伊集院光さん、教育評論家の尾木直樹さん、宇宙飛行士の野口聡一さん、ピアニストのハラミちゃん、野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督、パラトライアスロンの谷真海選手、ソニーグループ シニアアドバイザーの平井一夫氏の8名がアンバサダーに就任しました（栗山監督、谷選手、平井氏は欠席）。
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■4年前のストリートピアノがきっかけ
全国ツアーを開いたり、日本武道館で単独公演を行なったり…と大活躍中のハラミちゃんですが、一度ピアニストの夢を諦めて就職していたそう。
「休職期間というか…落ち込んでなかなか笑顔になれなかったとき、会社の先輩に『東京都庁にストリートピアノがある』ってお聞きして。半年ぶりに家を出て、ピアノに触れて…。その様子を先輩がiPhoneで撮ってくれていたんですけど、自分がとっても笑顔になってるのに驚いたんです」と振り返ります。
さらに「4年前に東京都さんがストリートピアノを置いてくださったからこそ、私は笑顔を取り戻すことができた」と力強く語ると、「今度は私が子供たちの笑顔を守るだけでなく、作っていけるような取り組みができたらと思います」とにっこり。
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■ハラミちゃんにとっての「子供」は…？
自分にとって「子供」は「気づかせてくれる、学ばせてくれる存在」だというハラミちゃん。
「お子様は、自分が心の底から楽しいこと、興味あることに一生懸命向き合ってるのが素晴らしい。 私も大人になったけれど、周りの目とか損得とかじゃなく、自分の奥から出るエネルギーとか楽しいことを忘れちゃいけないなって学ばせてくれる」と微笑んでいました。
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（取材・文／fumumu編集部・たつきあつこ）この記事の画像（13枚）
