米スタバ店員が見せた「エンジェル・ショット」と呼ばれる手法が反響を呼んでいます。
『Tyla』など海外メディアが報じました。
【インスタ】Grown & Flown「米スタバ店員の行動に親が感謝の投稿」
■身の危険を知らせる「エンジェル・ショット」
バーで知られる「エンジェル・ショット」と呼ばれる手法。これは海外のバーで取り入れられている方法で、女性がデート中に身の危険を感じた際、バーテンダーへ“暗号で助けを求める”ものです。
その“暗号”は店によって異なりますが、南アフリカ共和国のある店では「『ストレート』で頼めばバーテンダーが車までエスコート、『ロック』で頼めば配車サービスで車を手配、『ライムを添えて』だと警察に通報」という意味を示します。
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■スタバ店内に一人でいた10代の女性客に…
そしてこの手法はバーだけでなく、大手コーヒーチェーンのスターバックスでも取り入れられたことで話題に。
インスタグラム『Grown & Flown』のアカウントによると、ある10代の娘を持つ親は「このあいだの夜、18歳の娘がひとりでスターバックスにいたところ、ある男性店員が彼女に近づき、話しかけました」と投稿。
男性は同店のバリスタで、彼女に「誰かが受け取り忘れたホットチョコレート」と称し「無料のドリンク」を渡してきたといいます。
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■カップにメッセージ「カップのふたを取ってください」
投稿に添えられた写真には、カップに書かれたバリスタからのメッセージが。
そこには「大丈夫ですか? 助けが必要ですか? もしそうならカップのふたを取ってください」と書かれており、店内でひとりでいた若者への助け舟を示す内容だったそう。
バリスタの配慮に、娘の親は「他人を気遣ってくれるかたたちに本当に感謝しています」とつづり、同店への感謝の気持ちを伝えました。
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■「とてもスマート」「気が利いてる」の声
なお、カップを渡された娘は安全だったため蓋は外さなかったそうですが、バリスタの配慮に「店内が自身を見守ってくれていた」と安心感を感じたといいます。
投稿には、バリスタに対して「とてもスマート」「気が利いてる」といった称賛コメントが続々。また「こんな風に考えないといけないなんて悲しい世のなかだ…でも背中を押してくれる人がいるのは素敵なこと」といった声も。
そのほか「このバリスタは昇進が必要だね」「私たち全員がお互いに気を配り、助け合う必要があるね」といった声も寄せられています。
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