気になる相手といざ距離を縮めてみると、意外な側面に気づくことも。ニオイが気になって恋が冷めてしまったという経験がある人も、少なくないようです。
■約2割、相手の体臭で恋が冷めた経験
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で21.7%の人が「相手の体臭で恋が冷めた経験がある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は18.5%、女性は24.9%という結果に。
■なんとなくのめり込むことができなかった
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「学生時代の話しですが、当時の彼と付き合い始めたのが冬だったので気にならなかった汗のニオイが、夏が近づくにつれ気になり始めて…」と回顧。
「優しくて面白い人だったのでしばらくは付き合いましたが、なんとなくのめり込むことができなくて…」と、結局1年ほどで別れてしまったそう。今思うと、ニオイもうまくいかなかった一因だったのかもしれないと話してくれました。
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■お座敷での食事、足元からニオイが…
座敷で食事をしたときの足のニオイで冷めてしまったことがあるという30代の男性は、「職場の飲み会で、気になっていた先輩の隣をゲットしたのですが、ふとした瞬間に足元からニオイが漂ってきて…」と振り返ります。
いつもメイクや髪型をキレイに決めている人なので、そのギャップもあり、単純にニオイにガッカリしたというのもあり、結局それ以上の恋に発展することはなかったそう。
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■体臭の好みは遺伝子と関係がある?
近畿大学のキュレーションサイト「Kindai Picks」によると、“体臭の好みは遺伝子と関係がある”という説があるそうです。より感染症に強い子孫を残すために、本能的に免疫に関わる遺伝子が自分と違う系統の異性に惹かれるのだとか…。
そして、その判断材料となるのがニオイなのだそう。思春期の娘が父親のニオイを嫌うことがあるのは、遺伝子が近いからかもしれないと言われると、なんとなく納得してしまいます。
性別や生理的な状態によってもニオイをどう感じるかが変わってくるようですし、必ずしもそれだけで相性が決まるわけではありませんが、ニオイの好みが遺伝子とも関係しているというのは興味深い話しですね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)