北海道で小2女児が体育後に死亡 谷原章介「本来であれば涼しい地域が…」
北海道・伊達市で小学校2年生の女子児童が、体育の授業の後に倒れ死亡。谷原章介さんも「本当に痛ましい事故」とコメント。
23日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、北海道・伊達市の小学校で体育の授業を受けた後に、小学2年生の女子児童が熱中症の疑いで救急搬送され、死亡したことを報道。
司会の谷原章介さんは「真夏の体育の在りかた」について再考すべきだと意見をのべています。
■2年生が体育の授業後に倒れる
夏休みが一足早く終わり、新学期が始まっている北海道地方。報道によると、22日正午前に、伊達市の小学校の教師から「(児童が)体育の授業が終わって移動中に急に倒れて意識がない」と消防に通報が。
8歳の女子児童が熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。女の子は倒れる前、体育の授業でグラウンドでボール投げをしており、授業の後、校舎に戻るために体育館を通った際に倒れたとのこと。
当時の最高気温は33.5度と、統計開始以来の記録的な暑さで、湿度も高かったと報告されています。
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■谷原「本当に痛ましい事故です」
同日、北海道では広い地域で熱中症警戒アラートがでていました。谷原さんは「本当に痛ましい事故です」「本来であれば涼しい地域である北海道で熱中症…」と沈痛な面持ちに。
フジテレビ報道局解説委員の風間晋さんは、「熱中症に関してはこれだけ危険性が指摘されていますし、対策の必要性が言われている中で、北海道も決して例外ではないのが、今年の気象情報からするとあったわけじゃないですか。その中で起きてしまったことが残念だなと」と発言。
記録的な猛暑ということもあり、教育行政に対し「個々の学校だけでなくすべての学校でもう一度引き締めてほしい」と対策を即しています。
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■「真夏の体育の在りかた」再考を即す
他の地域であれば夏休み中である8月に起こった事故ということもあり、谷原さんは「やっぱり暑くないからこそ、夏休みが前倒しで終わっている地域でもある、その地域の特性もあるとは思いますけれども…」と考察。
続けて、「運動会を暑さによって変えたりする地域、時期をずらすなんてこともあったりもしますが、真夏の体育の在りかたというのも、ちょっと考え直さなければいけないかもしれませんね」と持論をのべています。
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■地球温暖化の影響で求められる対策
コメンテーターのデービッド・アトキンソンさんは、「最近は地球温暖化の影響で本来は涼しいところでも涼しくなくなっていますけれど、今の時代でこの暑さで外で体育があるというのは理解に苦しみますね」と苦言も。
教育の現場でも「暑い日はプールは中止にする」など方向性を模索しているとのことですが、教育委員会や文科省のさらなる「熱中症対策」が求められています。
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(文/fumumu編集部・星子)