谷原章介、ガソリン200円超えで地方の車社会を心配 「1人に1台のところも…」

レギュラーガソリンがリッターあたり200円を超えつつある過去最高クラスの高騰。運送会社などの経営を圧迫。

谷原章介

17日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、レギュラーガソリンの平均価格が高騰している問題を掘り下げ。

リッターあたり200円を超える勢いの値上がりを受けて、司会の谷原章介さんは「車を使用した仕事に従事する人々」の不安が高まっていることに言及しました。


■ガソリン価格が過去最高に迫る水準に

前日には、経済産業省が発表したレギュラーガソリンの全国平均小売価格は先週より1円60銭高い181.9円。13週連続の値上がりで、過去最高に迫る水準に。

番組が取材した「海老名サービスエリア」に併設されているガソリンスタンドでは、レギュラー201円と書かれた看板が。都内のガソリンスタンドでもレギュラー179円、50リッターで8,650円と以前では考えられない価格帯に突入しています。


関連記事:古市憲寿「結婚するかも…」 地価高騰の話題で私生活に言及

■配達員や運送会社の仕事を圧迫

番組では、副業でフードデリバリーの配達員をしている50代の男性を取材。30度を超える熱帯夜でも、男性はエンジンを切って冷房なしで待機。

デリバリーは1ヵ月で10万程度の収入になる副業とのことですが、現状でもガソリン代は5万~6万かかっているそうで、「それが今後ますます高騰するとなるとずいぶん厳しいんじゃないですかね」とさらなる値上がりに不安を隠せない様子でした。

また、運送会社への取材によると、先月および一昨月の軽油価格が3.9円上昇し、合計で約8円近く値上げされたとの情報も。運送会社の代表取締役男性は「あがるにしても急激な変化だなと…」とのべ、この状況が会社の経営に大きな圧力をかけていることを明かしています。


関連記事:谷原章介も「なにこれ」と困惑 本番中“裏紙貼ったまま”あわや放送事故

■谷原、車社会の地域を心配

石油元売り会社に支給する補助金が段階的に削減されている世情もあり、今後も価格は上がり続ける見通しも。

谷原さんは「家計を預かる身として、どうしても、車を必要とする人はいらっしゃると思うんですよ…とくに地方の方なんかは切実な…1人に1台のところもあったりするじゃないですか」と、車社会の地域を心配。

ゲストの矢沢心さんも「地方だったら本当に1家に1台ではなく、数台乗ってらっしゃる方もいらっしゃいますし、ガソリンだけではなく、生活にも困窮してきそうな気配もあって心配でならないです」と、懸念の声をあげています。


関連記事:大雪の渋滞現場生中継が壮絶 谷原章介も「しっかりと対策を…」と呼びかけ

■特別措置「トリガー条項」にも注目集まる

谷原さんは、「働くために車が必要で、ガソリン価格がかかるっていうとなると、なんのために働いているのか分からなくなりますね」とコメント。

さらに、ガソリン価格高騰を受けて、政府が租税特別措置法に基づき揮発油税や地方揮発油税を下げる特別措置「トリガー条項」が発動されるかどうかにも注目が集まっており、谷原さんは「今後の政府の対策を見守りたいと思います」とコーナーを締めくくっていました。

・合わせて読みたい→谷原章介も「なにこれ」と困惑 本番中“裏紙貼ったまま”あわや放送事故

(文/fumumu編集部・星子

谷原家のいつもの晩ごはん【Amazonでチェック】