社会に出ると、色々な出来事が起こります。被害者なのにも関わらず、「そもそも、こうなったのはあなたに問題があったから」と、責任を擦り付けられることも…。
加害者側からの理不尽な言動に納得出来ず、モヤモヤしてしまう人は少なくありません。
fumumu取材班が詳しく話を聞いてみました。
■ブランドバッグを盗まれたのは、持っていたから?
「大学の休み時間、暫く離席していた隙に、ヴィトンのバッグを盗まれました。
受講生以外に教室を出入りする可能性はほぼないので、すぐに校内放送をするなど、学校側に対応をお願いしたのですが…『校内で窃盗事件が起こっては問題になる』と、担当者が拒否。
『盗まれたくないなら、学校に持ってくるべきではないでしょう。バッグを置いたまま離席していたあなたにも責任があるのではないですか』と、逆に注意を受けました。結局、泣き寝入りです」(10代・女性)
■浮気は、彼氏を満足させられなかったから?
「彼氏の家に先に帰った時、私のものではないブラジャーがベッドの上に置いてあり、『もうあなたには満足できないみたいよ』と、書置きが添えられていました。
私に内緒で彼氏が浮気をし、彼女がいることを知った浮気相手からの嫌がらせです。そのまま家を出て、彼氏とはそれっきりですが…未だに、思い出しただけでムカつきます」(20代・女性)
■嘘をつかれたのは、追い詰めすぎたから?
「『LINEのレスポンスが悪い』とか『会う頻度が減った』など、気になるところがあったので彼氏の携帯を盗み見したところ、浮気が発覚。
問い詰めたところ、『お前が追い詰めたから、本当のことが言えなかった』と、逆ギレされました。しかも、携帯を盗み見したことを理由に、弁明の余地なくフラれました。
彼氏が追い詰められたと言うなら、同じくらい私だって追い詰められていたんです。だから、携帯を盗み見するしかなかったんです…」(20代・女性)
「喧嘩両成敗」というように、どちらかが一方的に悪いことはないのかもしれません。
しかし、被害者になった場合、責任転嫁されるのは許し難いものですよね。
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(文/fumumu編集部・志都)