なにかしらの才能を持っている人に対して、「うらやましい」と思う人も多いでしょう。しかし、その才能を活かしきれていないと感じている人もいるようです。
■約6割、才能を活かしきれていない
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、自分は才能を活かしきれていないと思うか、調査を実施しました。
その結果、「活かしきれていないと思う」と答えた人は、全体で60.5%。
fumumu取材班は女性たちに、自分の才能を活かしきれていないと思う理由について話を聞きました。
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①手先が器用なほうだけれど
「私は小さい頃から手先が器用なほうで、工作や裁縫などの細かい作業が好きだったんです。しかし今は事務職で、ずっと机の上でパソコンを触っています。
もっと手先の器用さを活かせる仕事に就きたかったのですが、さすがになにかの職人になるには厳しい修行が待っていますし…。結局は、自分で一般的な道を選んでしまいましたね。
今は休みの日に簡単なDIYなどをして、気分転換をしています」(20代・女性)
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②人事異動になってから
「接客の仕事をしたくて今の会社に入り、毎日、やりがいのある日々を過ごしていました。しかし人事異動で、接客のない事務所での仕事を任されるようになってしまって…。
今の仕事が大切なのも、とても理解はしています。しかし人と接することが好きな私にとっては、お客様への対応ができないことがつらくて…。複雑な気持ちで、ずっと仕事を続けています。
今から、『また異動にならないかな』と考えているほどです」(20代・女性)
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③「歌がうまい」と褒められるけれど
「私はカラオケに行くと、いつも周囲から『歌がうまい』と褒められます。そう言われるととても気分がよくなるのですが、歌がうまいだけで得られることはほとんどなくて…。
歌手になるなら別ですが、普通に暮らしていて歌が必要になることはまったくありませんからね。歌がうまいからといって、モテることもないですし…。
『もっと活用できる才能がほしい』とも思いますが、他にはこれといったものがないので仕方がありません」(20代・女性)
才能を活かせられている人は、ほんの一握りなのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)