面倒なことはできるだけ避けたいと思うのが、多くの人の本音なのかもしれません。
どうしても手を付ける必要がある場合でも、面倒なためにできるだけ先延ばししてしまう人もいるようです。
■約7割、面倒なことを先送りにして…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、面倒なことを先送りにして、後々痛い目に遭った経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「痛い目に遭った経験はある」と答えた人は、全体で69.3%。
fumumu取材班は女性たちに、面倒なことを先送りにして失敗したと思った体験談について聞きました。
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①さらに面倒なことが増えて
「個人的に苦手な仕事があり、嫌なので後回しにしていたんです。もちろんそのまま放置しておくわけにはいかないので、ギリギリには手をつけるつもりでいました。
すると上司から、さらに面倒な仕事を頼まれてしまって…。結果的に面倒な仕事を2件、同時にこなすはめになってしまいました。
最初の仕事をすぐに片付けていれば、こんなことにはならなかったのに…」(20代・女性)
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②意外に面倒ではなくて
「なにかとうるさい取引先と、少し面倒なことになりそうなやり取りをしなくてはいけなくなったんです。その日のうちには先方に連絡する必要があったのですが、私はぎりぎりまで先延ばししてしまいました。
そしてもう限界というところで、勇気を出して連絡をしてみたんです。すると思っていたよりも、あっさりと話が終わって…。あんなにドキドキしていた時間は、なんだったんだと思いました。
これなら早めに連絡して、さっさと気持ちを楽にしたほうがよかったと後悔したんです」(20代・女性)
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③毎年、夏休みの宿題を
「学生時代はずっと、夏休みの宿題を放置して遊び回っていました。夏休みが終わる1週間くらい前から、あわてて宿題に手をつけるのがいつものパターンだったんです。
それでもなんとかなっていたのですが、さすがにきついので『来年は、きちんとしよう』と毎年のように思っていました。しかし結局はずっと、悪い癖が直ることはなかったんです。
ただ大人になってからは仕事を先延ばしせずにきちんとやっているので、精神的に成長したのかもしれませんね」(20代・女性)
面倒であるからこそ、先に済ませてしまったほうが精神的には楽になるのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)