ビッグモーター元幹部、転勤が多いゆえに“悪知恵”が広がったと推測
ビッグモーターで元幹部だった中野優作さんが”除草剤問題”に言及。「はじまりは関東の店舗」。
実業家の“ホリエモン”こと、堀江貴文さんが1日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。
元ビッグモーター幹部で中古車販売店「バディカ」代表取締役の中野優作さんが登場した今回、世間を賑わせた「除草剤」について言及。ある店舗だけではなく、多くの店舗でやっていた理由について推測しました。
【動画】ビッグモーターで元幹部だった中野優作さんが”除草剤問題”に言及。「はじまりは関東の店舗」。
■前副社長は「物静か」「理詰め」
水増し請求・車検不正・不正整備など数々の不正が報じられている、中古車販売・買取会社「ビッグモーター」。以前から新聞や週刊誌では報じられていましたが、テレビで大々的に報じられ、世間に知られることとなりました。
2017年にビッグモーターを退職している中野さんは、前副社長の兼重宏一氏とは1年間ほど接点があったといいます。
宏一氏は社員に対して、日頃から罵詈雑言やLINEで「死刑」「教育」などの言葉を送りつけていることも明らかになりましたが、当時について中野さんは「暴言とかはまったくなかった。物静かで頭がいい人、という感じ」「理詰めなんですよ。間違ったことは言っていないけど、論理的にガンガン詰めてくる」と振り返りました。
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■店舗前の街路樹・草花は枯れている
またビッグモーターは不正とともに話題になったワードが「除草剤」。全国のビッグモーター店舗前の街路樹や植え込みの草花が除草剤で枯れており、これは従業員がしていることなのでは…と問題視。
これについて先月25日に行われた会見で、元代表取締役社長の兼重宏行氏は「甘い認識で除草剤を撒き、それが緑地帯の樹木や街路樹に影響を与えてしまったのではないかと思います」「10年くらい前の話であり、現時点ではそのような指導はありません」と述べています。
中野さんは「僕の管轄ではやってなかったんですけど」と前置きしつつも、「300店舗あるので、僕が在籍していた時には、関東ではすでに『怒られるなら枯らしちまえ』がどんどん広がっていったみたい」と言及しました。
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■「はじまりは関東の店舗」
今回、従業員が街路樹や草花を枯らしている理由として、月に1度前副社長の兼重宏一氏や本部役員が店舗を訪れる「環境整備点検」が挙げられています。
チェック項目の中には「店の前の歩道がきれいに掃き清められているか?」というものがあり、守られていないと激怒や解雇に繋がることもあったと報じられていますが、中野さんは「聞いた話だと、おそらくはじまりは関東の店舗」「おそらく『これ、草を全部刈っちゃったらよくない?』って思った人がいて」と推測しました。
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