デリバリーを“置き配”で頼んだ女性 配達員に脅され「被害届」を提出する事態に

いつものようにデリバリーを利用した女性。その後、到着した配達員から…。

配達員

自炊が面倒なときや、すぐにお腹を満たしたいときに便利なデリバリー。

しかし利用には注意が必要なようで…。『Asia One』など海外メディアが報じました。



■置き配のはずが「玄関先で叫び声」

自身のFacebookにデリバリーサービスで受けた恐怖体験を投稿したのは、イギリス在住の女性、セラフィム・リムさん。

ひとり暮らしのリムさんは、ある日、デリバリーサービス「Deliveroo」を利用し、その日のご飯を注文。当時は玄関のチャイムが故障していたため、玄関先に荷物を届けてもらう“置き配”システムを指定。

待っている間、シャワーを浴びることにしたリムさんですが、浴び終えた頃にふと玄関先から聞こえたきたのは…男性が執拗に叫ぶ声。

驚いたリムさんは「配達員かもしれない」と感じたと同時に、「置き配を指定したのに…」と配達員の行動に困惑。とっさにバスタオルを巻いて玄関へ向かったといいます。



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■男性の対応に恐怖…警察へ被害届を提出

リムさんがドアを開けるとそこに立っていたのは、やはり注文をしたDeliverooの配達員で「確認コードを教えてくれないと、商品を渡せない」「伝えなければ、商品を渡さずに持ち帰る」と言ってきたそう。

今までに何度もほかのデリバリーサービスを使い、その際にコードを求められるようなことはなかったリムさんですが、男性の剣幕に圧倒されバスタオル姿のまま、すぐに自身のノートパソコンでコードを確認することに。

その間、男性は玄関先にじっと立ち見ているだけだったそうですが、終始リムさんは男性に対し、恐怖を感じていたといいます。

その後、男性に脅されたと感じたリムさんは、同社へその日の件を報告。警察へ被害届も提出したようです。



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■同社は謝罪コメントを発表、配達員へ指導も

リムさんの体験について、一部のネットユーザーからは「そういう状況に追い込まれたのは彼女の自己責任でもあるよ」といったコメントも寄せられましたが、一方でリムさんの気持ちに共感する人も多く見られます。

同社アプリでは、一部商品に限り、商品配達時に顧客が伝える「確認コード2桁」を配達員が入力し配達完了、というシステムが義務付けられているとのこと。しかし、今回のようなすぐに確認が取れない場合は、配達員は通常通りに配達を行ない、後ほど運営による適切な処置を取ることも可能だといいます。

この件を受け、同社の広報担当者は「誠に申し訳なく心よりお詫び申し上げます」と謝罪コメントを発表。また、本件への精査、配達員へは指導を徹底する旨の見解を示しました。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず

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