夏の夜、蚊の羽音で起こされることがないように、蚊取り線香を焚いて寝るという人もいるのでは? しかし、その煙で思わぬ症状が出てしまった人もるよう。
■約1割、蚊取り線香などの煙で鼻水やくしゃみ
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で12.9%の人が「蚊取り線香などの煙で、鼻水やくしゃみが止まらなくなった経験がある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は13.9%、女性は11.9%という結果に。
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■突然の発症にビックリ
編集部が話しを聞いた40代の女性は、「蚊が飛び始めたので、久しぶりに蚊取り線香を焚いて寝ていたら、鼻水とくしゃみが止まらなくなって…」と、症状が出たために急いで火を消したとのこと。
「花粉やダニのアレルギーはありましたが、蚊取り線香の煙でアレルギーのような症状が出たのは初めてで…」と突然の発症に驚いた様子でした。
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■香料やつなぎに含まれる素材が原因?
仏壇メーカーのHPによると、線香の香料やつなぎなどに含まれる科学物質や素材にアレルギー反応が出る「線香アレルギー」というものがあるのだそう。
蚊取り線香でも同様に、線香タイプ、電気マット、液状のものを問わず、含まれている化学薬品に対してアレルギー反応が出てしまう人も、なかにはいるといいます。
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■気になる症状が出た場合は受診を
代表的な症状は、くしゃみや咳、鼻水、かゆみなどで、ひどい人になると喘息が出ることも。これまではなんともなかったのに、線香を焚くようになって不調を感じ始めるという人も多いそうです。
とはいえ、夏は蚊との戦いでもあり、虫刺されから身を守るためには、こういった虫対策グッズは必須アイテムですよね。今回の調査でもこういった症状が出た経験がある人はごく少数ですが、もし、気になる症状が出てしまった際には、早めに医療機関を受診したほうがいいかもしれません。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)