世渡りのために… 約6割が言った経験のある「見た目」にまつわるお世辞とは
人間関係を円滑にするためには、ときにはお世辞も必要なのかもしれませんね。
人との付き合いでは、ときにお世辞を言って相手の気分をよくする場合もあるでしょう。
「若く見える」など、年齢にまつわるお世辞を使う人も多いようです。
■約6割、年相応な見た目の人に「若い」
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「お世辞」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「年相応な見た目の人に『若い』とお世辞を言った経験がある」と答えた人は、全体で56.9%。
fumumu取材班は女性たちに、思わず口から出た年齢にまつわるお世辞について話を聞きました。
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①若く見えるのが自慢の上司に
「職場の男性上司は、自分が年齢よりも若く見えると思っているようなんです。おそらくもう少し若い頃には童顔で、周囲から『若い』と言われていたのかもしれません。
しかし今の見た目は、どう考えても年相応にしか見えなくて…。ただ上司も『若く見えますね』のような言葉をかけられるのがうれしいみたいなので、たまに私も媚びを売るために言っています。
こんなことを言うから、さらに勘違いをするのでしょうけれど…」(20代・女性)
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②先輩が年齢を気にしていたので
「先輩は今年で34歳になるのですが、お世辞ではなく本当に若く見えるんです。肌もきれいなので、私も先輩のような年齢の重ねかたをしたいと思っています。
ただこの先輩は自分でも若く見えることもわかっていて、その上で『私はもういい年齢だから…』みたいなことを口にしてくるんです。そう言われると、『若いから大丈夫です』と返すしかありませんよね。
若く見えるのは事実なのでお世辞とは少し違いますが、みんな先輩に気を遣っているのはたしかです」(20代・女性)
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③元気が自慢のおばあさん
「バイト先の飲食店に来たおばあさんが、いろいろと話しかけてきました。そのおばあさんは健康であることが自慢らしく、『これまで大きな病気をしたことがない』など話してきたんです。
そして自ら年齢を言ってきたのですが、とくに意外性もなくて…。しかしここで言う言葉は、『若いですね』しかないと思ったんです。その言葉を言うと、そのおばあさんはとても笑顔になっていました。
いくつになっても、若く見えるとうれしいものなのでしょうね」(20代・女性)
まれに若く見えるのを嫌がる人もいるので、見極めが大切なのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)