マツコ、昨今の“移住ブーム”をバッサリ 「ホントその通り」と共感を呼ぶ
『マツコ会議』では山口県の周防大島を特集。マツコ・デラックスさんが、昨今の“移住ブーム”に私見を述べています。
21日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)で、MCを務めるタレントのマツコ・デラックスさんが、昨今の“移住ブーム”に私見を述べています。
■人気の移住先は東京の近く
都心を離れ、地方に移住する“移住ブーム”が到来。昨年の「移住相談問い合わせ検索」は、5万件を超えています。
移住希望地ランキングは以下の通りで、比較的東京から近い場所が人気のよう。
1位 静岡県
2位 長野県
3位 栃木県
4位 山梨県
5位 福岡県
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■周防大島は町民税収が約7倍に
そんななか注目を集めているのが、山口県の周防大島。その理由は、町民税収金額が上がったこと。高額納税者などが移住したことで、町民税収が約4.8億円から、約32.2億円へと約7倍になったそうです。
実際に周防大島に移住した人は、「海も山も自然もあるし、インターネットは全然使ってる人が少ないと思うので、東京より良いです」と、その暮らしやすさについて語ります。
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■移住が「また違う新たなステージに」
これらの情報を受け、マツコさんは周防大島の税収が上がったことについて「すごい良いニュースだと思うのよ」とコメント。
そして「色んな移住政策してるような自治体は、相当反応したと思うのよ。『ウチが周防大島に負けないぐらい魅力のある町にすれば、仕事を一段落した富裕層が来てくれる』っていうのに気づけばさ、また違う新たなステージに行くわよね、移住というものがさ」と私見を述べます。
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■“移住ブーム”に持論
さらに「今移住って形で入っちゃう人が多いじゃない。で、『行ったらちょっと違った』みたいな。違ったのはお前の元々の考えかただよ! っていう人が多いじゃない」と移住したものの違和感を感じた人をバッサリ。
この見解に実際に周防大島に移住して、アドバイザーとして全国の移住相談にのっている、いずたにさんは「いやもうホントその通り」と深くうなづきます。
続けてマツコさんが「そういう人がネガティブなことを言ったりするじゃない。『田舎なんて』みたいなさ。お前が都会暮らしの神経のまま田舎で暮らそうとしたからおかしいんだよっていう。住むとこ変えれば価値観も変えなきゃダメだろうよっていうさ」主張すると、移住者は「ぜひマツコさんもきてください。お願いします」と呼びかけました。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)