機内で席を間違えていた老夫婦に声を掛けた男性 すると「耳を疑う返答」が…

夫婦が席を間違えていると思った男性。とっさに声を掛けますが…。

機内 乗客

飛行機で起こった座席を巡るハプニングが大きな話題に。『Mirror』や『LAD BIBLE』など海外メディアが報じました。



■「プレミアムエコノミーシート」を事前に予約

アメリカの大手掲示板サイト『Reddit』に投稿したある男性は、数年前に起きた飛行機内でのハプニングを回顧。

当時、恋人と3ヶ月にわたる世界一周旅行に出発した男性。最初のフライトはニュージーランドからロサンゼルス行きの約13時間という長時間にわたるものでした。

183cmと高身長の男性は、少しでも快適に過ごせるよう、追加料金60ドルを払い、足元の広い「プレミアムエコノミーシート」を事前に予約したといいます。



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■老夫婦「10列後ろの席に座ってください」

しかし搭乗当日、男性が予約したはずの座席には、別の老夫婦(70代半ば)の姿が。夫婦が座席番号を間違えている、と感じた男性は、チケットと座席番号を示し「間違えていますよ」と声をかけたといいます。

しかし、その老夫婦は慌てる素振りもなく「10列後ろの席に座ってください」と、もともと自分たちが座るはずだった場所に男性が座るよう指示。

老夫婦の言葉に耳を疑った男性は「私があなたたちの席に座れと?」と答えるも、夫婦は「はい、そうしていただけると助かります」と席を動こうとしなかったといいます。



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■他の乗客から非難の目を向けられる男性

「追加料金を払ったので、この席に座りたいのですが…。移動してください」とつづける男性。しかし老夫婦は「ああ、たしかにここの足元はゆったりしていますね」といった様子で頑なに動こうとしなかったのだとか。

「はい、ここは追加料金を払った席なので。必要であれば荷物の移動も手伝いますので」と提案する男性ですが、その後もひと悶着が続き、ついには機内に長蛇の列ができる事態に。



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■客室乗務員が移動を促す事態に

男性は一時、老夫婦の席移動を拒む者と非難の目を向けられる状況ともなり、騒動に気づいた客室乗務員が声をかけると、老夫婦は「この人は、席を移動してほしいと言っています!」と必死に訴えますが、客室乗務員は「お客様、申し訳ありませんが、指定された座席にお戻りください」と夫婦へ指示。

しかし老夫婦は「では、この席に座りたいのでアップグレードをお願いできますか?」となおも移動を拒み、結局は「いまはお席が満席のためそのような対応はできかねます」と言われ、移動させられる結末となりました。

なお、今回の投稿には「同じ立場だったら、状況によっては屈する場合があるかも」といった声がある一方で「13時間のフライトで譲れるわけない!」といった声も寄せられています。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず

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