乙武洋匡、“セパレート浴衣”開発のきっかけに感謝「車椅子ユーザーが着脱しやすいように…」

『あさイチ』で紹介した上衣と下衣が分かれた仕様になっている洋服のようなセパレート浴衣がツイッターでもトレンド入り。

乙武洋匡

19日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)で、「骨格診断で見つける! 最強浴衣」という特集を放送。

セパレート浴衣を紹介の手軽さに、番組出演したお笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコさんも驚きの声をあげました。

ツイッターでトレンド入りすると、タレントの乙武洋匡さんも反応し、”セパレート浴衣”誕生のキッカケについて言及しています。


■川村「今日花火行かない? っていう時も」

番組内では、実際に”セパレート浴衣”を着用して見せましたが、10分弱できれいに着付け大成功。価格は帯もついて数千円から手に入るようで、「すごくラク、でも帯もとってもかわいい感じになっているからとてもパチってとめたとは思えない」と驚きの声をあげました。

ゲストの川村さんも実際に着用してみたそうですが、「ものすごく簡単で、上下の柄もあうようにちゃんと作られているので『今日花火行かない?』ていう時もささささっと間に合います」と感想を述べました。

川村さんが「1人で着られるっていうのが何よりいいなって思いました」とのべると、博多大吉さんも「男性の帯も、もうパチンタイプらしいね主流が」と男性の浴衣事情に言及しました。


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■乙武洋匡さんもセパレート浴衣に言及

放送後、ツイッター上では「セパレート浴衣」がトレンド入りしており「セパレート浴衣最高にかわいい」「セパレート浴衣いいっすね。着やすくて普段遣いもしやすいの完璧じゃん」という歓迎の声も。

また、作家の乙武洋匡さんも「今朝からトレンドワード入りしていた #セパレート浴衣 ですが、元々は車椅子ユーザーが着脱しやすいように開発されたとも言われています」「『障がい者にとって便利な社会は、健常者にとっても便利な社会』という典型例かもしれませんね。」とツイートしています。


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■7年前はクラウドファンディングで目標達成ならず

乙武さんが貼り付けたサイトは7年前のもの。「誰でも5分で着られるセパレート(上下二部式)着物を、温故知新から生まれた日本の誇るユニバーサルデザインファッションとして確立させたい!」との思いを綴り、クラウドファンディングで支援を募っていました。

しかし、目標金額150万に対して集まったのは39,000円。目標達成ならずでしたが、今では多くのブランドから販売されるほどのブームに。

乙武さんは「 時代の進展を感じるとともに、7年前からこうした取り組みをしてくださっていた先駆者には心から感謝です」と綴りました。

続きを読む ■「障がい者にとって便利な社会は、健常者にとっても便利な社会」

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