8歳娘に食事与えず共済金詐欺か 谷原章介「医師は気づかなかったのか…」
8歳の娘に食事を与えず「ケトン性低血糖症」で6日間入院させて共済金をだまし取った容疑で34歳の母親が逮捕。
19日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、8歳の娘を入院させて共済金をだまし取った疑いで逮捕された母親について報道。
5年ほど前から娘に満足に食事を与えずに入退院を繰り返していたと伝えられており、司会の谷原章介さんは子供の健康を気遣いつつ遺憾の意を表明しました。
■娘に食事を与えず共済金をだまし取る
18日に詐欺の疑いで逮捕された34歳の母親は今年1月、当時8歳だった娘に食事を与えず「ケトン性低血糖症」で6日間入院させて、共済金6万円をだまし取った疑いがもたれています。
娘は5年前から似た症状で39回入院しており、母親はあわせて約570万円を受け取ったとのこと。警察が娘に事情を聞いたところ、「小学2年生の頃からママにピンク色の変な薬を飲まされる。その薬を飲むといつも気持ち悪くなる。ご飯食べんとき、て言われて、お腹すいていたのにって思った…」と供述しているそうです。
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■8歳娘に「泣くなってうっとうしいから」
容疑者はこれまでに娘に対する傷害の疑いや食事をとらないように強要した疑いで、3回逮捕されているとのこと。自宅からは多量の下剤や計量スプーンが見つかっているものの、一連の犯行を否認しています。
事件が発覚したのは、病院から子ども家庭センターへの通報でした。入院した病院の看護師は、容疑者が入院中の娘に「泣くなってうっとうしいから警察に言うで。食うなよ、寝とけ」「泣いている理由はYouTubeばっかり見てたから怒られたっていいや。夜も食べんとしんどいって言って寝とき」と話している声を聞いていたそう。
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■だまし取った金でブランド物の購入か
容疑者は受け取った金をエステやブランド物の購入などに使っていたとみられ、谷原さんは、「耳を疑うような事件ですよね。子供のために不正を行うことすらダメだと思うのですが、子供の命を利用して得たお金を子供を食べさせるためではなくて、どういうものに使ったのか分かりませんけれども、自分のために使っていたとしたら本当に許せないですし……」と憤りも。
世間には子供に食べさせるために努力している親が多くいる中で「考えられない行動だ」と断じており、「僕自身、子を持つ親として信じられません」と沈痛な面持ちで私見をのべました。
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■谷原「医師は気づかなかったのか」
谷原さんは、母親に逮捕歴があるにも関わらず長期間子供の命が危険に晒されていたことにも言及し、「今回は命に関わる前に、逮捕・保護されてよかったと思いますけど、なんで39回も繰り返しているのか、医師は気づかなかったのかですよね」と問題提起。
ネット上では、子供の病気やけがを意図的につくり出して診察や治療を受けさせる「代理ミュンヒハウゼン症候群」という病名に言及するコメントが複数見受けられます。
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(文/fumumu編集部・星子)