冷麺屋で9000円!? 韓国の物価が上昇中… 旅行で食費を抑えるコツ
ようやくできるようになった韓国旅行。しかし、物価の高騰に旅行者からは悲鳴が上がっています。
先日、韓国旅行をした友人からこんな話を聞きました。
「冷麺屋で冷麺2つとおかずを注文したら、2人で8万ウォン(約8745円)もかかったんです! ぼったくられたんですかね?」。
この話を聞いたとき、私も「もしかして、ぼったくられたのかもしれないね…」くらいに思っていました。しかし先日、韓国人の知人にこの話をしたところ衝撃の答えが返ってきたのです。
「韓国冷麺のそば粉が値上げしているんです。大衆的な食堂でも15000ウォン(約1638円)はするので、少し高級店になるとそれくらいはすると思いますね」。
一昔前であれば、日本よりも食事代が安いイメージがあった韓国。しかし、昨年1月頃から最低賃金の大幅引き上げによる人件費の増加、コロナ禍、ウクライナ戦争などの影響により物価が上昇しているといいます。
ソウルへ行き、韓国旅行で食費を抑えるコツを調査してきました!
■明洞など観光地で食事をしない
ソウルに住む韓国人の知人に話を聞いたところ、明洞などの観光地では食事をしないというアドバイスをもらいました。
知人いわく、「観光地にあるようにメニューが何でも置いてある飲食店は値段が高く、味も美味しくない」とのこと。サムギョプサルであればサムギョプサル専門店、参鶏湯なら参鶏湯の専門店で食べるのがおすすめです。
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■韓国でリースナブルな食事とは?
冷麺はそば粉を使用しているため価格が高騰していますが、韓国式温麺のチャンチグクスは小麦粉が原材料なので今も比較的リーズナブルな価格で食べることができます。
今回、筆者が食べたチャンチグクスは4000ウォン(約436円)。ちなみにローカルな食堂であれば3000ウォン(約327円)程度で食べられるそうです。
また、クッパやスープなどのご飯系は比較的リーズナブルで5000~7000ウォン(約546円~776円)程度のお店もまだまだありました。
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■お酒を飲むならチェーン店がおすすめ
韓国で夜遊びがしたいけれど、バーは高そう…というイメージがありますよね。今回、何度も飲みに行ったのは、ソウルを中心にチェーン展開している激安ワインバー「オヌルワインハンジャン」。なんと、ワイン1杯2900ウォン(約316円)~。3杯ほど飲んで1500円程度でした。
韓国ではここ数年、学生層をターゲットにしたリーズナブルなチェーン店が増えています。食費を安く抑えたいという方はあらかじめチェックしていくことをオススメします。
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■食費を上手に抑えて韓国旅行を楽しもう
K-POPの聖地巡りやショッピングなど、韓国旅行の目的は様々だと思います。
しかし、趣味にお金をかけるからこそ、食費はなるべく安く抑えたいところですよね。今回のコツを参考に上手にメリハリをつけて韓国旅行を楽しんでみてくださいね!
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(文/fumumu編集部・カワノアユミ)