海の豹(ひょう)と書く「海豹」。水族館で人気の動物ですが、あなたは正しく読めますか?
■「海豹」って何と読む?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「海豹」の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「アシカ」と読むと答えた人が全体で26.1%。続いて、「オットセイ」と読むと思うと回答した人が17.3%でした。
ちなみに「アシカ」を漢字で書くと「海驢」、「オットセイ」は「膃肭臍」と書きます。かなり複雑ですね…。
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■正しくは「アザラシ」
なお、「海豹」の正しい読みかたは「アザラシ」。編集部の調査では全体で56.5%の人が正しい読みかたを回答していました。
「アザラシ」と呼ぶようになったのには諸説あるようですが、体の表面にある斑点が動物の豹のように見えることや、アザに見えることから「海豹(アザラシ)」と呼ばれるようになったそう。また、別名で「かいひょう」と読むこともあり、北海道ではアイヌ語で「トッカリ」とも呼ばれています。
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■アザラシ科は全部で19種類
アザラシは、鰭脚類(ききゃくるい)と呼ばれる水中での生活に適応し足がひれ状になった哺乳類に含まれる、海棲哺乳類(かいせいほにゅうるい)のグループ。アザラシ科、もしくはアザラシ科アザラシ亜科に分類されます。
アザラシを飼育しているサンシャイン水族館によると、ひとえにアザラシといっても120cm、50kg程度の「ワモンアザラシ」から、600cm、5,000kgにもなる「ミナミゾウアザラシ」まで、その大きさはさまざま。アザラシ科に属しているのは、全部で19種類なのだとか。
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■アシカやオットセイとは泳ぎかたも違う
また、アシカやオットセイに間違われがちなアザラシですが、アザラシは陸上では這うようにして動き、水中では後肢を左右に振って泳ぎます。一方、アシカやオットセイは、陸上で前肢を使って比較的スピーディーに動き、前肢を羽ばたかせるように使って泳ぎます。
ちなみに、サンシャイン水族館では、3頭のバイカルアザラシが暮らしています。気になるかたはぜひ1度足を運んでみては!
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)