日本上陸予定の中国アプリ「消費者にとって非常に危険」 注意喚起動画に反響
問題の多い「SHEIN」につづき…上陸予定の中国アプリが危険アプリ!?
30日、国際ジャーナリスト・山田敏弘さんが、自身のYouTubeチャンネル『スパイチャンネル』を更新。
世界で爆発的人気を誇り、日本上陸予定のアプリの危険性を説明。注意喚起を行いました。
■若者から支持「SHEIN」
インフルエンサーがこぞって紹介していたこともあり、若者の間で話題となったファストファッションブランド「SHEIN(シーイン)」。世界中に展開していますが、日本でも昨年11月、常設展もオープンしています。
しかし、高級ブランドやアパレルブランドのデザイン、キャラクターなど酷似しているものが多数あり“パクリ疑惑”で、アメリカでは商標権侵害などで裁判沙汰となりました(その後和解)。
また、環境保護団体「グリーンピース」は、「SHEIN」で販売している商品に使用されている化学物質について研究した結果を発表。
環境に悪い上に、病気になるリスクがある化学物質フタル酸エステルを使用、子供服には、作る側も着る側も健康被害の恐れがある、化学物質ホルムアルデヒドを使用していることが明らかになりました。
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■日本上陸予定のアプリは…
山田さんは「これのコピーキャット…SHEINを真似た別に企業が出てきてて、これが今、アメリカでとんでもないことになってる」と、中国のECアプリ「Temu(ティームー)」について言及。
「Temu」は昨年9月、アメリカで事業をスタートさせ“低価格戦略”であっという間に1,000万人のユーザーを獲得し、爆売れ中。現在は海外12ヵ国にサイトを展開しており、まもなく日本にも上陸すると報じられています。
※ちなみに「Team」は、アメリカのボストンに本社を置いていますが、運営しているのは中国の企業であることは、知らない消費者も多いようです。
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■アプリにウイルスを入れていた
爆発的に売れているものの、山田さんは「ここもまた、問題が多い」といい、「ピンデュオデュオ(拼多多)っていうアプリが、先日めちゃくちゃ問題になったんですよ」と、中国ECの大手「ピンデュオデュオ」に言及。
「ウイルス入れてたんですよ。所有者の権限に入り込んですべての情報を好き勝手に持っていけるマルウェア(悪意のあるソフトウエア)がアプリに入っていたんですよ」と衝撃の事実を伝えます。
※これを受けて、Googleは「ピンデュオデュオ」の公式アプリの配信を停止し、既にインストールしたユーザーに対して警告を行ったことが報じられました。
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