小学4年生で習う「希」という漢字を使った「希う」。簡単な漢字が使われていますが、じつは難読…。あなたは正しく読むことができますか?
■「希う」ってなんと読む?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「希う」の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「まれう」と読むと答えた人が全体で29.7%いました。
続いて、「きう」と読むと思うと回答した人が25.5%。
関連記事:『寧ろ』って本当はなんと読む? じつは難読で困惑したという声も多数…
■正しくは「こいねがう」
なお、「希う」の正しい読みかたは「こいねがう」。
編集部の調査では全体44.8で%の人が正しい読みかたを回答していました。
関連記事:「鬱陶しい」って本当は何と読む? 約3割が間違えてるから気をつけて…
■「乞い願う 」と書くことも
『デジタル大辞泉』(小学館)によると、「希う」は「強く願う」「切望する」のやや古風な改まった言いかたとのこと。また、「乞い願う」と記すことも。
「希」という漢字は、音読みで「キ」「ケ」、訓読みで「まれ」「ねが(う)」「こいねが(う)と読みます。「キ」には「めったにない」「濃度が薄い」「ギリシャ」という意味があるなか、「希う」の意味に通づる「ねがう」という意味も持っています。
関連記事:『倣う』は何と読む? じつは“変換ミス”に注意したい言葉…約3割が読めず
■「読めなさすぎる」 「おしゃれすぎる」
「希う」についてネット上の反応を見てみると「初見で読めなさすぎる」「読めそうで読めない感」という反応がつぶやかれています。さすが難読漢字…。多くの人がその読みかたに驚いているようです。
また、読みかたを知った人の「素敵よね」「希うの読みかたおしゃれすぎる」「読みかたかっこよくね!? めっちゃ好き」「希望って言葉が苦手だったんだけど、『希う』の読みかたが『こいねがう』だと知って、いいなと思えたんだ~。そうであってほしいと強く望みを持つこと」という声も見受けられます。
日常生活でも馴染み深い漢字が使われている言葉ですが、意外と知らない人が多かった「希う」。これを機に読みかたを覚えておきましょう!
★サラッと読んでデキる女子に!「fumumu難読漢字」記事一覧はコチラ
・合わせて読みたい→「鬱陶しい」って本当は何と読む? 約3割が間違えてるから気をつけて…
(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)