タカアンドトシ・タカ「バラエティは一切見ない」と告白 葛藤の10年間明かす
自身は活躍しながらも「家でバラエティ一は一切見ない」と語るタカさん。その真意は…。
29日放送の『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ)に、お笑いコンビ・タカアンドトシのタカさんが出演。
プライベートではバラエティ番組を一切見ない理由について明かしました。
■ブレイク当初の心境は「まだ焦ってた」
お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也さんと、食事に行った今回。嶋佐さんは、コンビで同じボケという立場であり、10歳上のタカさんに「30後半からの10年、どんな感じでした?」と質問。
これにタカさんは、30代は『M‐1』の決勝進出をきっかけに、レギュラー番組が増えつつも「まだ焦ってた」と当時の心境を明かします。
とくに出演した番組で大ヒットした企画が、現在でも続く『帰れま10』(テレビ朝日系)。
当初は「これ無理じゃん…」と裏番組に勝てる気がしなかったと明かすタカさんですが、視聴率はヒット。ゴールデン進出などを果たし、現在の形に至るといいます。
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■「今でも家でバラエティは一切見ない」
この10年間は「全盛期からちょっとずつ下がっていってる自分を許せなくて。毎日悔しい気持ちで生きてたな」と語るタカさん。
嶋佐さんは「そんな風に思ってたんですか?! 下がっていってるイメージ全然ない。ずっと“上”で安定してるイメージ」と驚きますが、タカさんは「いや俺のなかでは『うわ、じわじわ下がっていってるわ…』って」と感じていたといいます。
またタカさんは「俺は人より競争意識が高いから、納得できない悔しさで、バラエティとか全く見なかった」と告白。
「今でも家でバラエティは一切見ない」そうで、「見ちゃうと嫌な気持ちになる。『なんでここに俺は出てないのか』」と平常心では見られないと話します。
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■心が疲弊した時期も「瀬戸内寂聴さんとか…」
売れた今の地位に十分幸せ、とはわかりつつも「どんどん“欲”が出ちゃってさ、まだ足りない、まだ足りないって」と納得することはなかなかできなかったと語るタカさん。
自身の心境に「心としてはすごく病んでいってるんだろうな」と分析し、一時期は「瀬戸内寂聴さんとかみたいなところにいって、教えてもらいたい」と思うほど、心が疲弊していた時期もあったといいます。
色々と悩んだ結果、現在は「だからもう、感謝して生きよう…みたいな」心持ちになったと語り、番組MCとしての心構えなど、今までの経験を踏まえたアドバイスを嶋佐さんに伝えました。
『やすとものいたって真剣です』は7月7日までTVerで視聴可能
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)