博多大吉、ウクライナでの日常に驚愕 「ミサイルの破片が落ちてきている中…」

ウクライナ人ディレクターのノヴィツカ・カテリーナさんが、「with戦争」の現地の様子を伝えました。

博多大吉

28日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)で、「カテリーナが届けたい ウクライナのリアル」という特集を放送。

ウクライナ人ディレクターのノヴィツカ・カテリーナさんが「戦争のある暮らし」について解説し、博多華丸・大吉の2人も過酷な日常に驚いた一幕が…。



■ミサイルが飛び交う中での日常生活

カテリーナさんは、ウクライナ出身のNHKのディレクター。日本のアニメやゲームが大好きな彼女の家族や友人は、今でも戦禍のウクライナに住み続けています。

4人家族のうち、妹は日本に避難してきましたが、教師をしている母や父はキーウに残り生活しているとのこと。幼馴染や同級生もミサイルが飛び交う中で日常を過ごしており、番組ではそんな彼女の友人にウクライナでの生活についてインタビューを行ないました。



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■夜中に子供を抱いて避難所へ行くことも

現在もロシア軍からの攻撃が連日のように続いており、首都キーウでは子供を含む市民の犠牲も相次いでいます。

真夜中でも警報が鳴ると多くの人が地下鉄の駅などに避難する中、カテリーナさんの友人は「子供を抱っこして夜中3時に避難所まで歩き朝の5時頃までそこで待つんだよ」「それなら家の中で多少安全な廊下に布団をひけばまだ少しは眠れるからね」と話し、最近では避難せず廊下に寝ていることを告白。

戦禍でも学校や仕事などは稼働している中、爆発音やミサイルの破片が落ちる音を聞きながら寝ている日々を淡々と語ります。



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■「withコロナ」のように「with戦争」の日々

博多大吉さんは「日常生活に戦争というものが当たり前のように入ってきていて、ミサイルの破片が『あ、落ちてきているんだ』と思いながら寝てるっていうのが、信じられないけれどこれが現実なんだな、っていうのが正直な感想です」と唖然。

カテリーナさんは、「日本では『withコロナ』といわれてきたのと同じように、ウクライナでは『with戦争』なんです。日常に入っていて、それと付き合いながら仕事しなきゃ育児しなきゃ学校行かなきゃという状況なんです」と説明しています。



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■秋元才加も「平和について考えたい」

同番組にゲストとして登場したタレントの秋元才加さんは、自身の公式ツイッターで「#あさイチ ウクライナについて。戦争が長期化し、日本での報道も少なくなってきていると感じていました。VTRの中には、当たり前の日常と非常事態が混在し、だからこそ色々な事を考えさせられました」とコメント。

さらに「カテリーナさんらが伝えたかった事に想いを馳せ、故郷、文化、平和について考えたいと思います」とものべ、平和への願いを発信しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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