たんぽぽ白鳥、災害時のトイレトラブルを実感 「そんなにしていないのに…」
白鳥久美子さんが、自宅の電気・水道・ガスを止めて避難生活を体験。非常用トイレには思わぬ落とし穴がありました…。
21日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)で、「想定外が次々と…“防災対策”試してみた!」という特集を放送。
お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子さんが「災害時」を見据えたライフラインなしの“サバイバル生活”に挑戦し、反響を呼んでいます。
■冷蔵庫を開けて「干物のホッケが臭い」
この日の放送では、白鳥さんが夫と1歳の娘とともに住む自宅の電気・水道・ガスを「お昼すぎから夜寝るまで」止めて避難生活を体験。
まず、部屋の暑さが気になりはじめ、うちわであおいで服を1枚脱ぐなどして対策も。ウォーターサーバーは電気で給水するタイプで水が汲めず、大きなペットボトルを抱えてやかんに水を注ぎこぼすなどして右往左往してしまいます。
さらに冷蔵庫の中身が気になり、「干物のホッケが臭い」など早速影響が。最終的には「非常用トイレの凝固剤の数が足りない」ことにも気が付き、頭を抱えていました。
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■ある方法で「7時間たっても冷えたまま」
困った白鳥さんが専門家に電話したところ、冷蔵庫に関しては、「10秒以上蓋を開けない」「心配なものは冷凍庫に入れる」「頻繁に取り出すものは保冷バッグに移す」というアドバイスを受けます。
さらに、冷蔵の開け閉め時間を短くするには、スマホを使って冷蔵庫の中身を撮影し、あらかじめそれを見て「取り出すものの位置」などを確認する方法もあるようです。
また、溶けてもいい冷凍食品や保冷剤などを冷蔵庫の上の段に置くことで、冷気が上に下がって庫内の保冷能力をある程度保てるもよう。白鳥さんも保冷剤を冷蔵庫の上に入れたところ、7時間たっても冷えたままだったとのべています。
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■非常用トイレの凝固剤が足りない
あらかじめ非常用トイレを購入していたという白鳥さんですが、尿を固める凝固剤が10回分しかなく「3人いて10回で済むことなんてない」と反省。
スタジオでは博多大吉さんも「買った時点で満足してしまうことってあるじゃないですか」とのべ、白鳥さんも「トイレの回数」まで気が回らなかったもよう。
専門家によると必要な量は「1日の排泄回数✕1週間から10日✕家族の人数」とのことで、排泄は平均的には1日に6回から7回。仮に7回で3人家族とすると、210枚必要という計算になます。
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■家庭用の漂白剤で臭い対策も
また、家庭の便器にビニールを取り付けるタイプの非常用トイレの場合、ビニールにトイレの水がついてしまい取り出す時にびしょびしょになってしまう可能性も。
そんな時に便利なのが大きめのポリ袋で、あらかじめ便器にポリ袋を設置してから非常用トイレを設置すれば濡れを防ぐことも。
さらに白鳥さんは非常用トイレの臭いが気になったとのことで、「そんなに回数をしていないのに臭ってくるんだなって。外に置こうと思ってもアツいんで発酵して臭いがきつくなってくると思うんで」とコメント。
そんな時に消臭袋があると便利ですが、ない場合は家庭用の漂白剤を垂らすという方法もあるようです。
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(文/fumumu編集部・星子)