公園は多くの人が利用する場所のために、トイレが設置されているところが多いもの。
しかし「公園のトイレは使いたくない」と思っている人が、意外にも多くいることが判明しました。
■約8割、公園のトイレは使いたくない
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、公園のトイレはできれば使いたくないと思っているか、調査を実施しました。
その結果、「使いたくないと思っている」と答えた人は、全体で83.0%。
fumumu取材班は女性たちに、公園のトイレをあまり使いたくないと思う理由について聞きました。
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①きれいに感じない
「公園にあるトイレは、どこも汚いイメージがあります。そのために、できることならば利用したくありません。たとえ少し遠くても、公園の近くにあるスーパーやコンビニとトイレに行くと思います。
実際に公園のトイレを利用したこともあるのですが、その公園のトイレはイメージ通りの汚さでした。探せば、もっときれいなところもあるのかもしれませんが…。
そもそも公園にほとんど行くことがないので、これからもこのイメージは変わらないと思います」(20代・女性)
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②人がいなくて怖い
「公園のトイレは、人がほとんどおらず暗いイメージがあります。そのような場所だと、『なにか起きるのでは…』とマイナスなことを考えてしまうんです。そんなことは、ほとんど起きないのでしょうけれど…。
怖い気持ちが強くなりすぎて、『公園のトイレは近寄りがたい』とさえ思っているんです。もちろんよほどトイレがしたくなり、近くに他がない場合には利用するかもしれません。
しかし、できる限り避けたい場所の一つです」(20代・女性)
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③トイレットペーパーがない
「お金がないので、友達と公園のベンチに座って時間を潰していたんです。そのときに、その公園のトイレに行ったのですが…。しかしトイレにトイレットペーパーは用意されておらず、私自身もティッシュペーパーなどを持っていませんでした。
友達に相談すると、少し歩いたところにコンビニがあると教えてくれました。少し我慢の限界に近づいていたのですが、がんばってそのコンビニまで行ってトイレを借りたんです。
汚いのはなんとか我慢ができますが、紙がないのはちょっと…」(20代・女性)
ありがたい公共施設ですが、衛生面が気になってしまう人は多いようです。
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(文/fumumu編集部・ニャック)