“カジュアル男”からの連絡に家を飛び出し… 自分の奇行にドン引きした結果、アプリをアンインストール

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。


■予感は的中

時計ばかり見ていました。2時間、3時間、そろそろ終電なはずだけど、どこまでご飯食べに行ったんだ? 1日が終わろうとしています。もう0時じゃん。いったいいつ来るの? 目の焦点も合わなくなるほど彼のことばかり考え、執着しまくってました。すると、やっと彼からLINEが来ました。が、予感は的中したのです。

「ごめん、リスケじゃダメだよね?」 やっぱり…! こうなると思った。ほら! やっぱりドタキャンじゃん。会えないじゃん。占い当たった? ボーゼンとしていました。今日1日何だったんだ? 数分、彼に返信が出来ませんでした。

やっぱり、婚活アドバイザーの言ってることは本当だった。3回の壁は、超えられないんだ。すると、彼から電話がかかってきて「ごめん、遅くなりそうだから、またでもいい? ごめんね」。ちゃんと謝っています。正直、そんなに謝ることでもないと思います。だって私たち、付き合ってないし…。

私は「ううん、大丈夫ー、はいー、じゃあねー」。ものすごい余裕ある演技をしました。1日中考えてたくせに。会場まで行ったなんて、バレたら恥なんてもんじゃない。今思うと、電話してきてくれたわけだし、こんなに不安になることもないのに。自分を見失うほど、何にこんなに襲われてたんだろう。



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■アンインストール

今まで出会った数々のカジュアル男たち。この時間は楽しく青春のようでした。でも、何も残っていません。何の意味もなかったように、このドタキャンきっかけで思えてきました。どうしたらいい? どうやって立て直したらいい? 答えはわかっていました。

カジュアルマッチングアプリやめよう。思いきって、もうやめよう。それしかない。このままだときっとずっと同じことを繰り返す。そう思いました。カジュアルマッチングアプリを開きました。以前右スワイプしていたので、何人かマッチングしていました。その中の1人だけ、メッセージが来ていました。「ありがとうございます! マッチできて嬉しいです」。この人を最後にしよう。そう思いました。

「アプリやめます! LINE交換しませんか?」 この人で終わり。そして、相手は承諾してくれてLINEを交換し、私は本当にカジュアルマッチングアプリをアンインストールしました。完全にアカウントを削除しました。

最後にマッチングしたこの人とは、今も友達です。男女の関係はありません。思いっきってやめたカジュアルマッチングアプリ。ここから流れが変わりました。

本格的に恋愛することを決めた私に、もう迷いはありません。たぶん…。そして流れを変えた途端、今度はいい人が現れすぎて、選べない? そんな調子いい展開ある? 乞うご期待♪

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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