そうめんを茹でるとき、鍋に「あるもの」を入れると激ウマ 麺が全然ちがう…
茹でるときに「アレ」を入れるだけ! 昨年『あさイチ』でも紹介され話題になったプロの技。
カラッと晴れて暑い日には、「そうめん」が恋しくなる季節に。
本格的なシーズン到来を前に、編集部では以前番組で紹介された、「そうめんをおいしく茹でるコツ」を試してみました。
■そうめんは「梅干し」と茹でると良い?
2022年7月放送の『あさイチ』では、「専門店直伝! そうめんのゆでかた」を特集。
そのなかで紹介されたものの1つが、「そうめんを梅干しと一緒に茹でる」というものでした。料理初心者の編集部員は初めて聞いたので、驚きです…。
まず、1人前そうめん1束の場合、1リットルの水を鍋で沸かし、そこへ梅干しを1個投入。何だか不思議な光景…。
続いて、麺同士がくっつかないようにパラパラとそうめんを入れて、菜箸でほぐしつつ、表示時間どおり茹でていきます。
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■ザルにあけたら梅干し回収、冷水で締める
茹でたそうめんをザルにあける工程で、梅干しを回収。このあと薬味として使えるので、とっておきましょう!
そうめんは、ぬめりを取るため流水でしっかり洗い、氷水に入れて締めます。その後再びざるにあけて水気を切ったら、器に盛って完成。
めんつゆと、お好みの薬味を添えていただきます。
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■麺にコシが出て「全然ちがう!」
早速食べてみると、梅干しを入れずに茹でたときに比べて、料理初心者でも分かるほど、麺のコシがアップしています! 梅干しの味が麺に移ってしまわないか心配でしたが、個人的には全く気になりませんでした。
梅干しと一緒に茹でると麺がおいしくなる理由は、そうめんのでんぷんはお湯に溶け出しやすい性質にあります。
でんぷんが流出した麺はコシが弱くなりますが、茹でる際に梅干しを入れると、クエン酸によってでんぷんが溶け出しにくくなり、コシの強い麺に仕上がるのだそう。
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■知っている人はごく僅か
なお、fumumu編集部が全国の10代~60代の自炊する習慣のある男女942名を対象に「そうめん」に関する調査を行なったところ、「梅干しと一緒にそうめんを茹でた経験がある」と回答したのは、わずか3.5%ほど。
食材の知識がなければできない“プロの技”であるため、実践している人はごく僅かのよう。
ちなみに茹でた梅干しも、冷ますとほぼ違和感なく薬味としておいしく食べられました! 茹でるときに梅干しを入れるだけなので、この夏ぜひ試してみては。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)