職場の「誤解」を減らす! コミュニケーションのミスを防ぐ方法
「わかるだろう」はトラブルのもと? 仕事上の勘違いを防ぐ方法をご紹介します。
職場において、コミュニケーションのミスや誤解は避けたいものです。けれど、日常の忙しさや情報のやり取りの中で、思わぬミスが生じることもありますよね。
今回は、職場で誤解を生まないためのヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①情報を省略しない
「情報共有のときに、『相手に伝わるだろう』と思い込んで情報を省略するのは危険です。
『あの人は慣れているから』『いつもやっている仕事だから』『ちょっと考えればわかるから』と、言葉足らずになることって結構多いと思いますよ。
情報が正しく伝わらなかったとき、伝えた側は『ちゃんと伝えたのに』とイライラするだろうし。言われた側も『そんな言いかたじゃわからない』と腹が立ちますよね。言葉で説明するのが長くて難しいなら、文章にまとめて共有したほうが誤解が少ないと思います」(20代・女性)
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②口頭の後に「文章」
「口頭で伝えたとしても、仕事上のやり取りは社内チャットで再度共有しています。特に、納期や仕事の注意点など、誤解が生まれたらトラブルになりやすい情報は絶対に文章で!
人の聞き取りかたや理解度には、どうしても個人差がありますから。こちらは正しく伝えているつもりでも、言葉が足りない部分もあるかもしれないし。
それをしつこいと思う人って、仕事においては少ないんじゃないかな。『先程の件まとめたので、チャットでも送っておきますね』と一言添えれば、むしろ丁寧な対応だと思われて相手からの信用度も高まります」(40代・女性)
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③雑談も馬鹿にできない
「職場の雑談って、結構軽んじられることが多いけど…。雑談や日常の会話も、円滑なコミュニケーションには重要だと思います。
話しかけにくい人に、仕事の質問や相談をしたいとは思わないじゃないですか。『仕事の確認をしたいけど、今大丈夫かな?』と不安に感じている時間が、単純にもったいないとも思うし。
雑談を通じて相手の興味や考えかたを知ることで、相手との壁が取り払われて、情報共有もしやすくなるんじゃないでしょうか」(30代・女性)
人間同士の関わりの中で、多少の誤解が生まれるのは仕方ないのかもしれません。
ただ、丁寧なコミュニケーションを心がけることで、些細な誤解が大きなトラブルに発展することを防げるかもしれないですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)