4日放送の『まつもtoなかい』（フジテレビ系）に、歌手の郷ひろみさんが出演。
母からの教えを明かし、MCを務めるお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんと、タレントの中居正広さんが感心する一幕がありました。
■「嫌いって思うってことは、向こうも思ってるよ」
中居さんから「嫌いな人っているんですか？」と聞かれ、幼少期の思い出を振り返る郷さん。ある時「この人の〇〇が嫌いなんだよね」と母親に話したところ「あんたが嫌いって思うってことは、向こうも思ってるよ」「だから人のことを悪く言っちゃだめ」と言われたといいます。
「それが良いかどうかはさておき…僕のなかでは『そうだな』って気付きみたいなものがあって」と話し、それ以来「人には人の生きかた、考えかたがある」「僕が否定すべきことではない」と考えるようになったと明かしました。
関連記事：渋谷凪咲「郷ひろみさんが炎の中で…」 幼少期に衝撃を受けた映像を告白
■松本「今の話は大事なことかなって思う」
これに松本さんは感心し、「それはお母様の教育がすごい良かったんだと思いますよ…」「うちのオカンはずっと人の悪口言ってましたから」と話し、スタジオの笑いを誘います。
「本当、だめですよね。子供ってオカンの言うことを絶対だと思ってしまうから」「今の話は大事なことかなって思う」と松本さん。これに中居さんは「反面教師として育つ人もいれば、それを吸収して…」と色々なパターンがあると返しました。
関連記事：松本人志、憂鬱な毎日を告白 「また今日も始まる」「またボケないと」
■衝突しても「人に強要することがない」
また郷さんいわく、その考えかたは異性との関係においても同じだそう。
パートナーと衝突することがあったとしても「そういう考えかたなんだろうなって認めてしまう」と話し「僕の考えかたが全て正しいってことではない」という考えのもと「人に強要することがない」といいます。
松本さんが「亭主関白なんですか？」と聞くと、郷さんは否定。「男子厨房に入るべからず、みたいなことじゃなくて、気がついたらお皿洗ってますよ」と家庭内のやり取りを明かし、二人から称賛の声が上がりました。
関連記事：女ピン芸人、中田敦彦の発言に反論 「『R-1』も松本さんが審査員をやってくれたら…」
■「ほんとそう思う」「至言だな」
放送後、視聴者からは「人に対してあまり好き嫌い言わないひとってすごいよね」「確かに、私が嫌いな人は私のこと嫌いよね」「あなたが嫌いって思ってたら、相手もあなたのこと嫌いって思ってるよ。…私も親に言われてた（笑）」といった声が。
そのほか「素晴らしいお母様」「嫌いと思ったら相手も嫌いと思ってる。これほんとそう思うわ。その人の考えかたがあるって思えたらいいよね」「自分が嫌いだと相手も嫌いってのは至言だな」といった声も寄せられています。
・合わせて読みたい→松本人志、憂鬱な毎日を告白 「また今日も始まる」「またボケないと」
（文／fumumu編集部・黒木 ゆず）