一度離婚を経験した人のことを「バツイチ」と呼ぶことがあります。
以前、フリーアナウンサーの高橋真麻さんが、「離婚」や「バツイチ」という言葉に対して、友人の言葉を交えて語ったエピソードが注目を集めました。
■バツイチは「離婚に成功した人」
話題になったのは、2021年7月放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)での一幕。
離婚に関する話題のなかで、真麻さんは「離婚した友人が、離婚のときに、親権だの財産分与だので揉めまくって…」と、離婚で苦労した友人のエピソードを切り出しました。
真麻さんは続けて、「別れて『バツイチになって言えることは、バツイチっていうのは、結婚に失敗した人じゃなくて離婚に成功した人だ』って言ってて」と、その友人の言葉を紹介。
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■坂上忍も「深いね」としみじみ
真麻さんの友人の言葉に、俳優の坂上忍さんも「あ~、深いね」と共感。
自身の経験も踏まえ、坂上さんは「僕はバツイチだから、結婚するより離婚するほうが大変ですよ、そりゃ」と話し、「何も問題がなかったら、別れる必要ないわけで…」「(円満離婚に見えても)そこまでの過程っていうのは他人は分からない」と、しみじみ語っていました。
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■既婚者の9割「離婚するほうが難しい」
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代の既婚の男女467名を対象に「離婚」に関する意識調査を行ったところ、全体で88.9%の人が「結婚より、離婚するほうが大変だと思う」と回答。
夫婦生活を経験している大多数の人が、離婚することの大変さを肌で感じているよう…。
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■優しさに溢れた上司のひと言
編集部が話を聞いた離婚経験のある女性(30代・会社員)は、「離婚成立を報告したときに、職場の上司が『良かったですね』とだけ言ってくれたのが、印象に残っています。すごく優しさと思いやりに溢れたひと言でした」と振り返っていました。
離婚は、それぞれに複雑な事情があり、必ずしも「離婚できて嬉しい」「良かった」と思える人ばかりではありません。
身近な人から離婚の報告を受けたとき、これから先の人生を少しでもポジティブな気持ちで歩んでいけるよう、まずはその人の気持ちに寄り添ってあげたいですね。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)