武井壮、マイナ保険証トラブル多発に懸念 「重篤な状態になってしまうと…」

マイナ保険証を使用した際に「他人の個人情報が表示される」などのトラブルが多発。武井壮さんも、問題点を指摘しました。

武井壮

30日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、マイナ保険を使用する際にトラブルが相次いでいる問題について報道。

医療現場の医師からマイナ保険証を運用停止を訴える声があがっていると伝え、注目を集めました。



■「別人の情報と紐づけられる」問題発生

同番組によると、患者が医療機関でマイナ保険証を使用した際に「他人の個人情報が表示される」など多くのトラブルが報告されているとのこと。

その数はおよそ1,429件にものぼっており、「命につながる情報が別人の情報と紐づけられる」事態に、現場の医師からは「医療事故が発生してからでは遅い」という怒りの声も。

医師や歯科医師で作る全国保険医団体連合会は不具合の多い調査結果を公表し、国にNOを突き付けています。



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■現場の医師からはトラブル報告も

政府は、来年秋までに健康保険証の廃止とマイナ保険証への一本化を進める見通しを立てています。

現場の医師によると、1日に100人から130人ほどの患者を診ている中で、マイナ保険証を読み取ると「該当資格は無効です」「該当資格なし」などの表示が出る人が1人から2人いるとのこと。

その他にも「登録はされているが本来の名前が表示されない」などのケースもあるようで、診察に入る前に無駄な労力がかかる現状を訴えています。



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■受診控えで重篤な状態になる可能性も

重大な医療事故にも繋がりかねない、マイナ保険証のトラブル。万が一「資格無効」扱いになった場合は、確認がとれるまで医療費を10割負担で支払う可能性もあり、高額ゆえに受診を控える人が出てくることも予想されます。

タレントの武井壮さんは、「受診を控えなければならない状況になっていることがもう本当に問題だと思うんですけど」「10割負担を支払えない人もいるわけで、それで医療機会を…受けることができないってなってしまったら、重大な疾病に至ってしまうとか重篤な状態になってしまうということが、起こりうるってことですよね」と、問題提起しています。



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■マイナ保険証だけでなく紙の保険証も

続けて武井さんは、「こんなことが起こる段階で運用しちゃっていること自体が…もうちょっと手前でその準備をして、運用を開始しなきゃいけないんじゃないかな、と僕は感じるんですけど」と持論を展開。

番組ではトラブルを回避するために、現時点では「マイナ保険証だけでなく紙の保険証も持参して病院に行く」ことを推奨しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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