「所謂」という漢字、あなたは正しく読むことができますか? どことなく、字面が「所詮」と似ていますが、読み間違えると大変なことに…。
■「所謂」って何と読む?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「所謂」の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「しょせん」と読むと答えた人が全体で29.6%でした。
ちなみに「しょせん」は、「所詮」と書きます。「詮」と「謂」が両方とも言偏なので、うっかり勘違いしそうになりますよね。
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■正しくは「いわゆる」
なお、『所謂』の正しい読みかたは「いわゆる」。
編集部の調査では、全体で70.4%の人が正しい読みかたを回答していました。
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■「所謂」の意味や由来は…
『デジタル大辞泉』(小学館)によると、「所謂」は「世間一般に言われる」「俗に言う」「よく言う」という意味。「いわゆる独身貴族」「これこそ、いわゆる瓢箪(ひょうたん)から駒というものだ」といった使いかたをします。
また漢字文化資料館によると、「所謂」を「いわゆる」と読むようになった由来は、「謂(い)う所の」が変化したことがきっかけだそう。
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■「読み間違える」「ヒヤヒヤ」
インターネット上で「所謂」について調べてみると、「ずっと所謂(いわゆる)を所詮(しょせん)だと思って読んでました」「『所謂』を見ると毎回『しょせん…いわゆる』って1回読み間違える」「『しょせん』って読むんだっけ…『いわゆる』か、って考えを一旦経由しないと読めない」といったツイートが多数見受けられました。
一方で「よく『所謂』って言葉を使うんですが『所詮』と勘違いされそうで怖くてこの漢字を使うときはヒヤヒヤしてます」「後輩が俺が作ったプレゼン原稿の『所謂』を『しょせん』って読んだ、、、『所詮御社はディベロッパーですから』って、、、まだ吐きそう」というつぶやきも。
読み間違えると大きく意味が変わっていしまいます。間違えないようい、ぜひこの機会に覚えておきましょう!
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)