古市憲寿、歌舞伎界のパワハラ報道に私見 「歌舞伎界挙げて取り組んでほしい」

市川猿之助さんが救急搬送された事件。古市憲寿さんは「今後パワハラ、セクハラがないような仕組み」を切望。

古市憲寿

22日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、歌舞伎俳優の市川猿之助さんと家族が救急搬送され、両親が向精神薬で中毒死した事件について報道。

社会学者の古市憲寿さんは、同日に報道された猿之助さんのセクハラ、パワハラ疑惑についても言及しました。。


■猿之助「家族会議をした」と証言

18日、東京都目黒区にある猿之助さんの自宅で本人と両親の3人が倒れているのが見つかり、父親の歌舞伎俳優・市川段四郎さんと段四郎さんの妻の死亡が確認されました。

一命を取り留めた猿之助さんは「家族会議をした」「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と証言。時を同じくして、週刊誌が猿之助さんのパワハラ・セクハラ疑惑について報じており、その関連性も注目されています。

同番組では、市川中車(香川照之)さんの長男・市川團子さんが舞台で猿之助さんの代役を務め、異例のスタンディングオベーションが巻き起こったことも報じました。


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■谷原章介が市川團子を称賛

司会の谷原章介さんは、急遽の代役を見事にやり遂げた團子さんに対し、「いやぁほんとうによくがんばりましたよ。叔父さん(父親の従兄弟)の代役を本当に立派に務めましたよね」と感嘆。

古市さんも「やっぱり歌舞伎というのは型の組み合わせとはいえ、これだけのプレッシャーの中で歌舞伎をされて、そしてそれをファンの方が応援するのはすごく素敵だなって思ったんですね」と、感想をのべました。


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■古市「きちんと調査を…」と要望

続けて古市さんは「ただ同時に歌舞伎界って本当にこれは、変わらなくていいのかな? とも思う」と、歌舞伎業界の問題点にも切り込み。

さらに、「今回の事案に限らず、かつてからパワハラとかセクハラっていうことが噂されきていて、本当に歌舞伎自体それがないならないでいいんですけど…」「ジャニーズでさえも変わろうとしている世の中で、歌舞伎界としてきちんと調査をしたり、今後パワハラ、セクハラがないような仕組みを作るってことをきちんと、松竹なり歌舞伎界挙げて取り組んでほしいと思います」と、ジャニーズの性加害問題にも触れつつ訴えています。


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■「悩みや不安を相談する先」も紹介

古市さんの言葉を受けて、谷原さんは「勧進元である松竹もそうですし、各家の方もそうですし、そこもすすめていかなくてはいけないですけど、まずは事件の経緯がどうだったのかということが明かされて、推移を見守る、そこも大事ですよね」と発言。

センシティブな話題ということもあり、猿之助さんの事件を巡っては「悩みや不安を相談する先」として「こころの健康相談統一ダイヤル」「生きづらびっと」「厚生省 悩み相談」なども案内されています。

こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556
(曜日・時間は都道府県によって異なります)

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(文/fumumu編集部・星子

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