“ごみを宝に”と掲げる番組へ… 一流シェフが「放った言葉」にグッとくる

フードロス削減レシピを考案したシェフが、食材への思いを語った場面が話題に。考えさせられた視聴者も…。

TBS

20日放送のTBS系特番『一緒にやろう SDGsの日』内にて、一流料理人たちがフードロス削減レシピを考案。食材に対する思いが語られた場面が注目を集めました。



■一流シェフによる「フードロス削減レシピ」

お笑いコンビ・バナナマン(設楽統さん・日村勇紀さん)がMCを務め、8時間生放送された同番組。

普段『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(同系)にて、審査員を務めている一流料理人たちが、捨ててしまいがちな野菜の皮や芯などを使って、フードロス削減レシピを考案する企画が実施されました。



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■シェフ「これって、ごみじゃないですよね」

一流料理人の1人として出演した、リストランテ コルテジーアの江部敏史シェフは、りんごの皮、にんじんの皮、キャベツの芯を使ってパスタを作ると切り出し、スタジオからは「え~!?」と驚く声が。

江部シェフいわく、イタリア料理には野菜の皮や肉のはし切れなどで出汁(ブロード)を取る調理法があり、「今回、番組のテーマって『ごみを宝に』ですが、これってごみじゃないですよね。立派な食材ですよ」と話します。

そうして市販のトマトソースと、余り野菜とその出汁でトマトソースパスタを仕上げ、スタジオから絶賛する声が相次ぎました。



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■ニンニクと玉ねぎの皮も立派な食材に

らぁ麺 飯田商店の店主・飯田将太さんも、番組の企画に対して「我々ラーメン屋ってのは、普通の人は使わない豚骨とか鶏ガラだとかっていうのを命かけて磨いているので、スピリットがSDGsです」とコメント。

ニンニクと玉ねぎの皮をミキサーで粉砕したものを、市販のインスタント味噌ラーメンに合わせるアレンジレシピを披露し、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんも「めちゃくちゃうまい!」と大絶賛していました。



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■「捨ててしまってた…」多くの反響

一流料理人たちのフードロス削減レシピの数々は、視聴者からも「捨てていたお野菜を有効活用! 手軽に出来そうなので試してみたい」「捨ててしまってたなぁ〜」「野菜はまるごと使えるんだね」と反響を呼んでいます。

また、一流料理人たちの食材に対する思いが語られた場面には、「料理人の方々は食品を一切無駄にしないレシピを考えるのさすが」との声や、番組を通じて「パスタ美味しそうだもんな。フードロス、ちゃんと考えよ」といったコメントもつぶやかれています。

★一流シェフたちのフードロス削減レシピはTVerで見ることができます!

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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