今や身近な存在になりつつある美容整形。しかし、海外旅行では思わぬハプニングに見舞われる人もいるようです。『The Mirror』など海外メディアが報じ、注目を集めています。
■8年間同じパスポートを使用するも…
「オーストラリアで最もクレイジーなドラァグクイーン」と自称するトミー・グレンジャーさんは、シドニー国際空港から東京への旅行中、出入国審査で止められました。
一部報道によると、過去8年間、トミーさんはなんの問題もなくこのパスポートを使用していたそうですが、本人を止めた職員は、トミーさんを見て納得がいかない様子だったといいます。
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■「このとき初めて思い知った」
職員は、トミーさんを空港の端に連れて行き「パスポートの写真と同一人物か」と本人に尋ねてきたそう。
当時の心境について、トミーさんは「このとき初めて思い知ったの。整形をし過ぎた自分は、もはや写真の人物とは似ても似つかない顔をしているってことに」と感じたことを明かしました。
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■「飛行機に乗り遅れるかもとさえ思った」
トミーさんは、パスポート発行以降、どのくらい自身の顔が変わったか証明するために、ほかの書類に使用していた21歳当時の写真を見せ、その場をなんとか切り抜けたそう。
当時の状況に「おもしろくもあったけど、同時にとってもハラハラした」「今まで何度も空港に行くことはあったけど、こんなことは一度もなかった」と振り返ります。
また、今回のハプニングに「心臓はバクバクだったし、飛行機に乗り遅れるかもとさえ思ったの。悪夢のようだった」「そろそろパスポート更新時期かも」と語りました。
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■減量で同じ経験をした人も
今回、トミーさんがこの件を報告したTik Tokの動画には「これはまじで他人事ではない」「パスポートの更新時期だね」「無事空港を通過できてよかった！」といった声が続々。
そのほか「私も整形して同じことが起こった。同一人物と認めてもらえなくて、書類を書かされた」といった声のほか「私も去年、45キロ減量して一人旅をしたときに同じことがあって、泣きそうになった」という声も。
なかには「私も30キロ減量して顔が変わって、同じことがあった。減量する前の写真はあごがない（笑）」と整形でなくとも大幅な減量によって、トミーさん同様、空港で疑われた経験をした人は多数いるようです。
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（文／fumumu編集部・黒木 ゆず）この記事の画像（1枚）
