宝くじ売り場で客が拒否した1枚 自腹で買い取るハメになるも…まさかの大当たり

「打ち間違えた」ロトをお客が拒否!しぶしぶ買い取った所、思いがけぬ幸運が舞い降りた!?

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宝くじやロトを買う際、購入の日付や場所、そして番号などにこだわりを持つ人は少なくありません。「自分にとってラッキーナンバーにあたるこの日に買ったらあたった」「この番号にこだわり続けたらあたった」など「願掛け」をする行為は世界共通といっても過言ではないでしょう。

しかし、こだわりのあまり逆に運を逃してしまったら…?

近日、中国の宝くじ売り場でお客に「返品」されたロトを仕方なく店主が買い取ったところ、まさかの展開を呼んだ出来事が話題になっています。



■店主のうっかりミス

現地メディアの報道によると、この「奇跡」が起こったのは5月3日の夜。この日はロトの開票日だった為、四川省に住む朱(シュウ)さんが経営する宝くじ売り場も大きな賑わいを見せていました。

そんな中、姿を現したのが彼の店の常連である40代の婦人。

朱さんはこの日のことを「いつもは彼女に希望の数字を書いてもらいロトを販売するのですが、開票日となるとどうしても忙しくなってしまって…口頭で数字を聞いたんです」と振り返りながら「でも、あまりの忙しさに数字を聞き間違えてしまったんです」と告白しました。



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■自腹で買い取りするハメに

間違いに気づいた婦人は、朱さんに打ち直しを要求。朱さんは改めて希望通りの数字を打ち込んだロトを手渡し、事なきを得たそうです。

そして先程出してしまったロトに関しては「本当にいらないの?これが当たっちゃっても知らないよ?」という会話と婦人の了承の元、朱さんが定価の18元(約350円)で買い取ることになりました。



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■自身のミスが「大当たり」に

すると、仕事を終え帰宅した朱さんの元に婦人から「開票結果を見て!! さっき貴方が打ち間違えたロト、当たってるんじゃない!?」というメッセージが入っていたとのこと。

朱さんが慌てて結果を見ると、確かに24万元(約465万)当たっているではありませんか。

地元メディアのインタビューに対し、朱さんは「正直、自分で買い取る際に『なんで俺が…』と思わなかったと言えばウソです。いつも通り婦人に手書きで数字を書かせていたらこんなことにはならなかったのに!と、ちょっぴり悔しい気持ちになったのも事実です」とコメント。「本当に自分の運がよかったとしか言えない。お金は息子の結婚費用として貯めておくつもりです」と、使い道についても答えていました。

婦人は「買い取ればよかった!!」と悔しい思いをしているかもしれませんが、時すでに遅し。幸運はどこに落ちているかわからないものですね。

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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子

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