自分だけじゃない… 名字や名前にまつわる「あの経験」約半数が通る道だった
調査の結果、約半数の人が経験していたことが判明。番組に寄せられたお悩みとは…。
生まれてから死ぬまで一生付き合い続ける「自分の名前」。人によっては「大きな悩み」に発展することもあるようです。
■「正岡」イジりに悩む女性
話題となったのは、今年2月放送の『あざとくて何が悪いの? ABEMA版』(ABEMA)にて、名字が「正岡」だという20代女性が、有名な歌人「正岡子規」に絡めてイジられるという悩みを明かした一幕。
本人いわく、合コンや飲み会といった、初対面同士が集まる場で「一句お願いします」という無茶振りをされることがあるそうで、そのたびに上手な返しができず、場をしらけさせてしまうといいます。
悩む正岡さんは、スタジオの出演者たちに上手な切り返しかたについてアドバイスを求めました。
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■逆手に取ったアドバイスに絶賛の声
フリーアナウンサーの田中みな実さん、弘中綾香アナウンサーらは、話題をあえてずらす方法のほか、名字についての情報を調べるなど「プラスに変えていったほうが良い」とコメント。
一方で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんは、相手に一句を振られた場合、下の句を振り返すことや「そもそも正岡子規さんの句って、ぱっと出てきます?」と切り返すことを提案。
相手がすぐに返答できたら「褒めるきっかけ」として「イジり」を逆手に取るようアドバイスをおくり、共演者から絶賛の声が上がりました。
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■約5割「名字や名前でイジられた経験あり」
ちなみに、fumumu編集部で全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「自分の名前や名字」について調査を行なったところ、全体で58.7%の人が、正岡さんと同じように「名字や名前でイジられた経験がある」と回答。
男女比で見ると、男性は58.1%に対し、女性は59.3%と、女性のほうが該当率がやや高いことが分かりました。
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■30代女性「相手との関係性や言葉選びは…」
編集部が話を聞いた30代女性は「『オーマイパスタ、おーうまい』のテレビCMが流行ったときに、名字が『オーマイ』と似ているので、バイト先で『パスタちゃん』と呼ばれました(笑)」とコメント。
「もちろん、親しみを込めて呼んでくれてたので私は全く悪い気はしませんでしたが、名前イジりなどを気にする人もいるので、相手との関係性や言葉選びは必要だと思います」と話していました。
相手との距離を縮めるための「イジり」。お互いに信頼関係があってこそ、ということは常に頭に入れておいたほうが良さそうです。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)