『名探偵コナン』青山剛昌、考えるのに苦労することを告白 「トリックより大変」

映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が大ヒット上映中。『ZIP!』では、原作者・青山剛昌先生のアトリエに潜入しました。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)
(画像は劇場版名探偵コナン【公式】ツイッターより)

28日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では漫画・アニメ『名探偵コナン』を特集。

原作の青山剛昌先生が考えるのに苦労することを告白し、反響を呼んでいます。



■青山先生のアトリエへ

4月14日に公開されたシリーズ26作目となる『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は、公開から2週間で興行収入58億円を突破し、2週連続で映画ランキング1位を独走するなど大ヒット中。

これに伴い、コナンの生みの親である青山先生のアトリエに『ZIP!』が潜入しました。



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■トリックは実際に試してから描く

事件のトリックに何より大切なのはリアリティ。そのため青山先生は実際にトリックを試したうえで漫画に描いているといいます。

例えば、キャンプ場のテント内に仕掛けられたロウソクのトリックでは、仕掛けを作って編集担当者と3人で実験したそうで、青山先生は「テーブルのうえがロウソクだらけになっちゃって」と当時を振り返って語りました。



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■「動機が1番考えるのは大変」

試行錯誤のうえ、29年間人々を惹きつけるトリックを描き続ける青山先生ですが、考えるのに苦労することもあるそう。それは犯人が事件を起こす“動機”。「動機が1番考えるのは大変で、トリックより大変ですね。もう使い果たしちゃって…」と明かします。

編集担当者と一緒に「どんな感じで殺す?」と考えるそうで、以前タクシーのなかで動機の話をしていたところ、運転手に怪訝な顔をされたこともあるそう。



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■「意外」「興味深かった」

このエピソードに視聴者からは「貴重なお話たくさん聞けてうれしかった」「興味深かった」「トリックより動機の方が考えるの大変って言うのは意外。でもたしかに殺意を抱くほどの恨みってなると、パターンは限られちゃうのか」といった反響が寄せられました。

また、作中のユニークな動機を思い出した人もいるようで「動機納得だな 義経になりたかった人やハンガーを投げられた人が居ましたねw」「トリックより動機が大変ってので思い当たることがあってハンガーの掛け方が気に食わないから嫁を殺した姑の回なかったっけ?w」というつぶやきも見受けられます。

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ

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