『ジョブチューン』不合格となった商品に1人の審査員が… 「放った言葉」に反響
本格的な味わいを目指し、攻めた商品を開発したピザーラ。厳しい評価となるも、1人のシェフが……。
惜しくも不合格となった商品に対して、料理人が温かい言葉をかけた一幕が大反響を呼んでいます。
■試作を重ねたシーフードピザ
注目を集めたのは、従業員イチオシ第6位として登場した、同社の「アンチョビオリーブシーフード」の審査での一幕。
同社は、過去に2度シーフードピザを審査に出しているものの、いまだ1度も合格を得られず…。
商品開発本部長の男性は、「ソースにこだわり、40～50種類くらい試作」したと話し、「ソースは、タプナードという南フランスの伝統的なペーストを参考にしながら、宅配ピザを超える本格的なシーフードピザを目指して開発」したと、自信をのぞかせます。
関連記事：『ジョブチューン』てんやの天丼を食べた審査員が突然涙… その理由が反響呼ぶ
■7人中5人のシェフが「不合格」
ところが、試食したシェフたちは首を傾げ、次第に険しい表情に。審査の結果は、7人中5人が「不合格」の札を上げ、評価については「単純にしょっぱい」との意見が。
厳しい審査結果に、シェフたちからは具やソースなど具体的なアドバイスも送られるなか、ソロピッツァナポレターナの牧島昭成シェフは、「このピザって、宅配ピザの域を超えていると思うんですよ」と切り出します。
関連記事：『ジョブチューン』イオンの焼餃子に審査員が驚嘆 「大丈夫なんですか！？」
■攻めた姿勢を一流シェフが称賛
牧島シェフは、「例えばこのピザは、我々のやっているようなイタリアンレストランで出てきたら、多少塩味が強いんですけど、『ここのシェフ攻めてるね』と思うかもしれない」と、同商品は確かに“本格的なシーフードピザを目指した結果”であると評価。
続けて、「でも、なかなかそういうレストランに（子育て中などで）しょっちゅう行ける環境になかったり。でも、そういうピザを食べたいなって人は絶対にいると思う。そういう人たちの需要に応えてあげるというのが、メガチェーンのピザ屋さんにとっては重要なことだと思うんですよ」とコメント。
最後に、「臆せず、チャレンジしていってほしいです」と同社を激励しました。
関連記事：『ジョブチューン』あるローソン商品に審査員らが仰天… 異例の展開が反響呼ぶ
■「凄く愛がある…」多くの反響
この牧島シェフの言葉には、視聴者からも「牧島さんのコメント凄く愛がある。不合格でも、ただ否定するんじゃなくてこうしたらいいってアドバイスしてて、言葉の紡ぎ方が素敵」「こういう人が増えるといいなぁ」と多くの反響が。
また、「牧島昭成さんのお店行ってみたくなった！」「人生かけてマルゲリータ焼いてる牧島さんのピザが食べたいです！！」とのコメントも多数。
なお、ピザーラは同日の放送で10品中7品が合格、うち5品が満場一致合格を獲得しており、合格商品は同社の公式ページで紹介されています。
『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます！』は、TVerで視聴可能
・合わせて読みたい→『ジョブチューン』イオンの焼餃子に審査員が驚嘆 「大丈夫なんですか！？」
（文／fumumu編集部・衣笠 あい）この記事の画像（1枚）
