バカリズム「言っちゃいけないんですけど…」 『R‐1』でカットされた発言明かす
独自の考えを持っていたバカリズムさんは、インタビューで「ある発言」を繰り返していたそうで…。
19日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に、お笑いタレントのバカリズムさんが出演。
ピン芸人のための賞レース『R‐1グランプリ』出場時のエピソードを語り、TOKIOメンバーを驚かせました。
■決勝進出のみを考えていた『R‐1』
元々はコンビを組んでいたバカリズムさんですが、10年で解散し、ピン芸人になった直後『R‐1』の予選に出場。
「解散した直後って、なんとなく、みんなから『かわいそうな目』で見られる。それってお笑い芸人にとって一番邪魔じゃないですか」と悲壮感を払拭するため、本大会に挑んだといいます。
「決勝に行くかどうかで、その先が相当変わるんで」「決勝に行くつもりでここは出ました」と当時は決勝のみを視野に入れていたと明かしました。
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■「当時の僕は優勝しないほうがいいと思ってた」
現在は、審査員を行なう立場でもあるバカリズムさんですが「審査員してる立場で、あんまりこういうこと言っちゃいけないんですけど」「当時の僕は優勝しないほうがいいと思ってた」と明かします。
その意図として「2位、3位くらいがいい」「優勝しちゃうと色んな番組に呼ばれるけど、それは“優勝したから”呼ばれる」「2位、3位のひとが呼ばれるときって、スタッフさんが好きだから呼んでくれるんですよ」と説明。
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■「僕、3位でいいいです」発言がカットされる
「そうすると、“向いてる仕事”がきやすいのは2位、3位だと思う」と持論を展開し「そのあとも『R‐1グランプリ』何回か出てて、インタビューを予選で受けるじゃないですか、ずっと言ってたんですよ。『僕、3位でいいいです』って」と発言していたと回顧。
またその発言を「バッサリ全部カットされていた」とも明かし、これにTOKIOメンバーは「そうだよね(笑)」と納得。
バカリズムさんも「それだと(大会の)趣旨が変わってきちゃうから(笑)」と話しつつ「今も本当は良くないことなんですけど、僕はそう思ってました」と自ら副賞を望んでいたことを語りました。
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■「まさにその通り」「予想通りになってる」の声
放送後、視聴者からは「『R‐1』については、まさにその通りなところがありますからね。それじゃなくても優勝しなくてもおもしろい人は番組に呼ばれますし、それで売れてMCまで上り詰めた方々がいますからね」といった声が。
そのほか「確かにバカリズムと劇団ひとりとバナナマンはネタではなく、プロデュースで成功した例だよな」「優勝しなくていいって、まさに予想通りになってるやん」といった声が寄せられています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)