乙武洋匡、岸田首相襲撃を起こした容疑者の“理由”に憤り 「とても悔しい」

乙武洋匡さんが岸田首相襲撃事件について本音を語っています。

乙武洋匡

18日、作家で実業家の乙武洋匡さんが自身のツイッターを更新。

15日に、和歌山市の雑賀崎漁港で行われた岸田文雄首相の演説会場で、爆発物が投げつけられた事件について私見を綴っています。

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■岸田首相襲撃事件が発生

15日午前11時20分ごろ、岸田首相が選挙応援のために訪れていた和歌山市で、銀色の筒状の爆発物が投げつけられ、演説が妨害される事件が発生。

岸田総理はSPに警護され怪我はなく、24歳の男はその場で漁師の男性らに取り押さえ、程なくして警察官らに現行犯逮捕されました。


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■乙武「とても悔しい」と本音を吐露

乙武さんが引用したネットニュースによると、容疑者は昨年6月の参院選前に、年齢などを理由に参院選に立候補できないのは不当だとして、国に損害賠償を求める訴訟を起こしていたそう。

このことをふまえて乙武さんは「私自身もこの容疑者と同じく、以前から『被選挙権年齢の引き下げ』を訴えきました」とツイート。

「しかし、こうした卑劣なテロ行為により、その主張に余計な“色”がついてしまいます。とても悔しい」と複雑な胸のうちを吐露しました。


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■「大変迷惑」「この国の現状が問題」など様々な意見

今回の投稿にインターネット上では乙武さんに賛同する「テロリストが何らかの主張をするのは、同じ主張してきた人たちにとっては大変迷惑」「結局後退することになりますよね」「真面目にやろうって人の足を引っ張るだけ」という意見が多数寄せられました。

一方で「こういう形でしか訴えられない若者を作ってしまう、この国の現状が問題」「マスメディアや大勢の意見ばかり尊重するのでなく、少数派の意見も取り入れられるようにしなければならない」といった意見も。

そのなかで「どんな事情もテロの理由にはならない」「どんなに正しさを主張しても、暴力に訴えることは認められない」などのテロを強く批判する声もつぶやかれています。

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