相手に悪い気がして…　約8割が「要らないのに捨てにくい」と思うものに共感

「上司がかばんの中から本を取り出し、『これあげる』と私に渡してきたんです。以前に何気なく話しているときに、仕事の悩みを話したことがありました。その本が、私の悩みにぴったりだと思ったそうです。

しかし本をもらっても、私はうれしくありません。読書の習慣がないので、読むのが苦痛なんです。ただきっと上司は、本の感想を求めてくるでしょう。そのために面倒に思いながらも、少しずつ読んでいるんです」（20代・女性）

「友達からすると、私は洋服のセンスがないみたいなんです。そして私を見かねた友達が、洋服をプレゼントしてくれました。しかし友達がくれた洋服は、かわいい系のものばかりで…。

私のファッションセンスはよくないかもしれませんが、かわいい系の洋服が似合わないことは自分でもわかります。それに、まったく私の趣味ではありません。

ただ友達に悪いので、がんばって一度だけは着ましたが…」（20代・女性）

「アイドルオタクの男友達が『布教』と言って、好きなグループのCDをいつもくれるんです。特典会に参加するためにCDをたくさん買っているので、誰かにあげて少しでも減らしたいのだと思います。

ただCDをもらっても、今、私の家にはCDプレイヤーがありません。前に使っていたのが壊れたので、捨ててしまいました。そのことを伝えても、その男友達はCDを配ってくるんです。

最近は自分でまったくCDを買わないため、私の部屋にはそのアイドルグループのCDばかり並んでいます」（20代・女性）