有吉弘行、ムツゴロウさんの訃報伝えたメディアに苦言　「もうちょっと…」

9日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』（JFN系）で、お笑いタレントの有吉弘行さんが、5日に亡くなった作家の畑正憲（ムツゴロウ）さんの訃報の”伝えかた”に心境を吐露しました。

■『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』

「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた作家の畑正憲さんが5日、心筋梗塞で亡くなりました。

北海道で動物王国を作ったムツゴロウさんと動物との共同生活を追った番組『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』（フジテレビ系）は、1980年から20年間に渡りシリーズが放送され、高視聴率を記録。動物に対する深い愛情は、多くの視聴者の心を捉え人気を博しました。

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■追悼番組には多くの反響

またフジテレビは8日に追悼特別番組『ありがとう！ムツゴロウさん』を放送。

シリーズの映像を再構成して放送し、視聴者からは「年齢重ねて観ると本当にすごい人だったな～って思う」「人間と動物の共同生活を開拓した人だよね」「動物は愛おしい存在であることもかわいいだけじゃないことも教えてくれた人だったな」などの反響が寄せられています。

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■有吉「おじさんのキャスターとかが」

番組内で有吉さんは「『ムツゴロウどうぶつ王国』などで、動物とのふれあいを教えてくださいました、畑正憲さん。ムツゴロウさんが、残念ながら亡くなりました」と伝え、この日のメールテーマは「動物の話」としました。

また各メディアがムツゴロウさんの訃報を伝えましたが、有吉さんは「キャスターの人がさ。『動物との一面が有名ですけど、じつは麻雀が凄い得意で』って。麻雀の話をすごいするの、おじさんのキャスターとかが」と、報道の伝えかたに言及。

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■「動物が薄まっちゃってさ…」

実際にムツゴロウさんは、日本プロ麻雀連盟における段位は九段。腕は相当なものだと言われていますが、有吉さんは「全局のおじさんのキャスターがその話ばっかりしてさ」「もう麻雀の人みたいになってたよ」とコメント。

つづけて「麻雀の話ばっかり出てくる。ゲストからキャスターから、みんな麻雀の話をしててさ。動物が薄まっちゃってさ…」「もうちょっと動物の話をして欲しいな…って思いましたね」と感想を述べました。

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（文／fumumu編集部・冬野 とまと）

『ムツゴロウの青春記』