アプ活の“割り勘問題”は解決するのか？　「いつも俺が出してる」発言にイライラ…

■マッチングアプリでの割り勘問題

お金を出したことよりも、何が腹立つって、いつも俺が出してるという理不尽なセリフのうえに「今から私の家に転がり込んで安くカジュアルを済まそうとしてる」その卑怯さ。

コンビニを出てから、お互いしばらく黙ってしまいました。私は、冷静になろう、付き合わないのに喧嘩するのはバカバカしいと言い聞かせていました。次、駅が見えたら、絶対に解散しよう。その前に、聞きたいことがある。確かに、マッチングアプリって男性がほとんど出しているし、最近割り勘の人も増えてきているのは感じていました。それに関して聞いてみようと思ったのです。

「さっきは、変な感じになったね」と切り出した私に、彼は「え、そうだったっけ？」　さっきの空気、何も感じてないの？　この人、鈍感なのか、サッパリしているのか。「いや、さっきの奢ってみたいな発言、気になったから」とつづけると、「いやー、なんかさ、マッチングアプリってプロフィールの項目に、男性が全て払うとかあるじゃん、あれおかしいなって思って」と返答。

マッチングアプリでの”割り勘問題”、きっとこの先も解決することはないとは思います。しかし、私は、カジュアル男たちを見てきました。一度も、彼らはお金のことを言ってきませんでした。

むしろ、出すのは当然という感じ。何故なら、その方がモテるとわかっているからです。出して、女の子と遊べるならそれでよいと。そういうものだと思っていました。なので「モテたいなら、とりあえず払うにした方がいいかなとは思う」と持論を言うと、「全て払うからその人がかっこいいっていう価値観はおかしいと思う」「『女性が全て払う』があってもいいと思う」と彼。

彼の意見も正しい気がしてきました。たしかに、マッチングアプリは登録するのに男性は有料、女性は無料。ここの時点で男性が不利なのはわかっています。

でも「俺がいつも出してる」とか、言うなよ。そんなんで女性を測ってほしくない。もっともっと器の大きい男であれよ、カバディ…！　と、思いながらも、私は、何が正しいのかよくわからなくなっていました。

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■マッチングアプリって難しい

そんななか彼は「まほさんとは今日で3回目だしさ、こんなに会う人って、今までもいないし」と言いました。

なるほど…。もしかしたら、彼も付き合うかもって思っていたのかも。だから、コンビニでちょっと試してみたとか？　もしや、すでに年下彼氏として甘えた？　そもそも期待させた私が悪かったのか…？　ぐるぐると頭を巡り、私にも反省ポイントがあると思ってきました。

それでも、私が出した答えは「もう会わない」です。楽しくないから。好きにならないから。

駅に着きました、今日はここで解散しましょう、そう言いました。「ああ、わかりました」と、彼はクールに受け入れ、改札を通り去って行きました。ものすごくサッパリしていました。

私は、モヤモヤが止まりません。未だかつてない、モヤモヤです。何この終わりかた…。どうしたら良かったんだ…。そして、こう思ってしまいました。マッチングアプリ、難しい…。本当にわからない。

私は、このままじゃ今日は眠れないと悟りました、そして、宿敵・婚活アドバイザーに電話してしまうのです。すると、今回の出来事は、私もやっぱり悪い部分があると叱られるのです。

それは、意外な部分でした。ここから、マッチングアプリ反省期に突入、反省すると人は成長する！？　まだまだ人生これからです、乞うご期待♪

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（文／fumumu編集部・こいで まほ）

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