「ペッパーミルパフォーマンス問題」にプロ野球OBが持論 「気持ちはわかるよ」
東北高校のペッパーミル・パフォーマンスについて持論を述べました。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が19日、自身のYouTubeチャンネル「高木豊のセカンドチャンネル」を更新。
動画「高校野球で「ペッパーミル・パフォーマンス」が禁止になる？？皆さんどう思いますか？」内で、選抜高校野球で注意を受けた「ペッパーミル・パフォーマンス」について持論を述べる一幕がありました。
【動画】「ペッパーミルパフォーマンス問題」に高木豊さんが持論 「気持ちはわかるよ」
■WBCではよくても、高校野球ではNG?
WBC日本代表のラーズ・ヌートバー選手がやり始め、ブームになっているペッパーミル・パフォーマンス。
18日に開幕した（甲子園）の第1試合にて、東北高校の選手が遊失で出塁した際に、塁上で「ペッパーミル」パフォーマンスを披露すると、一塁塁審がこれを注意。その後、高野連は「高校野球としては不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」と公式にコメントするなど、思わぬ方向に波紋を広げています。
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■「やっぱりみんな見てくれてるんだよ」
相手チームのエラーでの出塁だったこともあり、議論もややこしくなっている今回の騒動。
高木さんは「エラーした選手はすごく責任も感じてるし、パフォーマンスをやられると、ちょっとどうなのかなって節もあるけど」としつつ、その一方で「教育の一環とプロ野球ではたしかに違うかもしれないけど、今社会現象を起こしてる、WBCが盛り上がってる、その中で（大会が）スタートしてる。やっぱりみんな見てくれてるんだよ」とコメントすることに。
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■「やりたくなる気持ちもわかるよ」
さらに、「そこでのパフォーマンス、やりたくなる気持ちもわかるよ、俺は」と、ペッパーミル・パフォーマンスをしたいと思う高校球児たちの気持ちもわかると話します。
そして、高木さんは「ヌートバーにルールを作ってもらおう」と提案。「相手のミスとか、そういう時にはやらないでおこうみたいな」と、冗談まじりに提案していました。
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■「仕方ない」「どうせダメって言ってた」
今回の動画に対し、コメント欄にはさまざまな反応が。
「プロで流行しているパフォーマンス自体が以前から高校野球では注意されていた。数年前にもあったので、控えるように指導している高校がそもそもほとんど。その中で、今回は敵失でのパフォーマンスなので批判されるのは仕方ない」「相手のエラーで出塁した時のパフォーマンスやガッツポーズは、スポーツマンシップに則るという観点で良くないと思います」といった声のほか、「たぶんヒットの時にやってもダメって言ったと思うな」「高校の部活で試合の観戦野球と他の部活違うかもしれませんが高校生もコロナ明け声出し応援も今までできなかった部分応援の仕方も難しいですね」などの声が確認できます。
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