アプ活で培ったスキルを活かして…! 六本木で“韓流系イケメン”の逆ナンを決行

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

おだやかカジュアル関西人と高級ホテルに行ったものの、ただ喋って終了。私はすぐわかりました。LINEは来ないだろう、この人にもう会うことはないと。

恋愛に発展するのとしないのは、何が違うんだろう。人に会いすぎてて、よくわからなくなってきた私は、ドッと疲れました。

そしてこう思うのです。「そろそろカジュアルを辞めよう…」 カジュアルの集大成をしようと決めた私は、六本木に繰り出します。逆ナンするために…。

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■”カジュアル女”引退試合決行

マッチングアプリでカジュアルな関係に目覚めてしまって早3ヶ月。途中、ナンパもされたしモテたような気持ちにもなれたし、もう十分満喫したでしょう。平均的にはこういうの20代に経験するようです。でも、私は40手前で青春を取り戻すかのように爆走しました。イケメンともデートできました。お腹いっぱいです。

ただ、私はこう思っていました「もっと最後まで、やりきりたい…。もっとやりきってカジュアルを終わりにしたい」。どう華々しく終わったらいいのか考えていました。誰に頼まれたわけでもない、誰と勝負しているわけでもないのに、勝手にラストカジュアル引退試合を開催しようと思ったのです。

私の考えたカジュアル集大成…それは「逆ナン」。もともと私は、男性がとても苦手でした、純愛主義でした、付き合った人数も3人ほど。そんな私が、よくもここまでカジュアルをやり遂げたと思う。

そう、全てのカジュアルスキルを発動するのにふさわしいのは逆ナンだと、そう確信しました。思い立ったらすぐ行動。破天荒な同年代の女友達に連絡しました。すると「六本木のお店に行こう」という展開に。ナイス。私は、六本木で逆ナンを成功させようと心に誓うのです。

逆ナンし、そして、その日をカジュアル引退試合にしよう。しかし、そんなに、上手くいくものなのでしょうか? いくんです。こうと決めたら案外、物事ってすんなり動くんですよね。



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■六本木で初体験

女友達に連れて行かれ、六本木の深夜遅くまでやっているお店に行きました。普通の居酒屋メニューが出てくる昭和っぽいお店。

ここで、逆ナン? クラブとかじゃなくて? 友達は、クラブはコロナ禍やっていないし、顔が良くわからないし会話もしづらい。それよりあの子はどうだ? と言いました。視線の先には、20代後半で流行りの韓流アイドル顔をする男性がいました。ここのお店で働いているようです。はい、もうすでに全然いけます、こっちは。よし、決めました。あの子を落とします。さて、どう落とそうか…。

まずは、たくさん飲んでたくさん食べました。周りのお客さんとも仲良く話し、楽しい時間を送っていました。気づけば、もう深夜2時。ここから、逆ナン? 体力しんどいぞ。するとBTS風の青年は「お店は3時までです」と言い出します。しまった、閉店時間のこと考えてなかった…。

初めてのナンパで切り出し方がわからない。道でしてる人達はパッパとやってるもんな、あれは効率がいいことがよくわかりました。せっかく逆ナンするって決めたのに、やっぱりできないかも…。心が折れかけていると、友達が急にファインプレーをしました。「まほちゃんとBTSくん(仮名)このあと、ホテルだもんね」

こんなパスを出しました。文字に書くと本当に品がないです。しかし、この時は、このパスのおかげで、私のエンジンは全開になりました。今までマッチングアプリで培ったスキル・経験・知識…すべてここで出すんだ、やりきるんだ! 精神はアスリートでした。私は、彼に「うん、そうだよ、行こう!」と言いました。スキルも何も、ただストレートにバカになりました。時間がないから、押すしかありません。



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■手こずる逆ナン

するとBTSくん、笑っています。これは…。どっちだ? もうひと押ししました。「私、マッチングアプリでめちゃくちゃ遊んでるの、だから、どうですか?」。

これで、わかりやすい。この女は、そういう女なんだな、遊べてラッキーだなって思うだろう。ところでこの子、そもそもカジュアル男なの? 勝手に決めつけてるけど、もし真面目な青年だったら、私、めちゃくちゃ痛いお客で終わるけど大丈夫? 六本木ってだけで、カジュアルしてる男って決めるの安易なんじゃ…。そう思っていると、彼は「へぇ〜おもしろいですね」とまた笑って、否定はしない。そして、横にいた友達が、今度は余計なことを言ってきました。

「おもしろいよ、まほちゃん芸人だもん」。うわわわ…せっかくただのカジュアル女の集大成やりたかったのに! 芸人とかそういう流れになったら、もう萎える。最悪だ。そこからは、思った通り、ベロベロに酔っ払った友達は彼に私のYouTubeを見せたり、プロフィールを見せている。彼はというと、どうやらYouTubeに興味を持ち「もっとショート動画の方がバズりやすいですよ」とか「マッチングアプリのことも動画にしたらどうですか?」「もっと更新頻度上げた方がいいですね」と、お笑い作家のようなアドバイス。今、それはいらないのよ…。

はぁ〜、失敗かぁ…。もう、引退試合ここで終わりじゃないか。友達のおかげで出会えた彼だけど、マンツーマンじゃないと自分のペースで進められない。※これが、私が合コンが苦手な理由でもある。

残念…と諦めようとしていると、BTSくんが、さらっとこう言いました。「今日はもう遅いので、明日の夕方、デートできますか?」。え!! 急に!? 逆ナン成功!?

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