ドラブルの原因にも… 約3割の人しか「あの重要書類」を読んでいないと判明
商品についてくる取り扱い説明書、読んでいる人はどのくらいいるのか調べた結果…。
なんだか面倒で…と、「取扱説明書」を読まずに商品を使用していませんか?
このほどfumumu編集部では、どれくらいの人たちが取り扱い説明書をしっかり読んでいるかを調査してみました。
■しっかり読んでいるのは3割ほど
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,461名に「取り扱い説明書」について調査したところ、「しっかり読んでいる」と回答した人は全体で33.5%のほど。
しっかり読むと答えた人を男女別に見ると、女性の29.5%に対して男性は38.2%と男性のほうが高い割合に。
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■取り扱い説明書が避けられる理由
取り扱い説明書について、編集部が話を聞いた20代男性のAさんは、以下のように話します。
「説明書を見なくてもなんとなく使えるので、しっかり見たことはないです。トラブルが起きて初めて見るかな」
50代女性のBさんは専門用語に苦戦してしまうそう…。
「説明書って難しい言葉が多くて。とくに専門用語なんて分からないですし、わざと読ませない気なのかな? って思うときがあります」
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■読むと意外に面白い!
一方で、30代男性のCさんは説明書をしっかりと読むそう。
「大事なことが書いてあるから取り扱い説明書が存在していると思うので、読まないで使うのは不安です。あと、読むと意外に面白いですよ。こんな便利な機能もあったんだ! っていう発見になります」
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■問い合わる前に「取説の確認」を
さらに編集部では、おもちゃ売り場で修理や故障などを担当するサービスカウンター業務に従事していた、元アルバイトのDさん(30代女性)にも話を聞いてみました。
「取り扱い説明書はぜひ読んでほしいです。修理や故障のお問い合わせで、解決策は取扱説明書に書いてあったということが多くありました。
例えば『電池を入れたけど動かない』というケースでは、『本当は乾電池が4つ必要だけど、2つしか入れていなかった』ということが分かり、一緒に取扱説明書を開きながら説明するということがありました。
中には怒って来店したり怒鳴りながら電話をかけてくるお客様も。トラブル回避のためにも、ずっと取り扱い説明書を読んだ上でご連絡いただければと思っていました」
現在は紙だけでなく、ネットに取扱説明書が公開されていたり、読むのが苦手な人向けに動画を公開している企業も。
商品購入時には、面倒くさがらずに一度目を通しましょう。
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(文/fumumu編集部・原田 遥花)