もしも同級生に一回り以上年上の人が紛れ込んでいたら、貴方は気付くことができますか?
多くの人は「当たり前に気付く」と答えるかもしれません。しかし、近日アメリカで29歳の女性が高校生として通学し、しばらくバレることなく学生生活を送っていたという事件が起こりました。
該当の高校に通う生徒を子に持つ親たちからは「身分を偽ることで入学が出来た」という事実に、困惑と恐怖の声が広がっています。
■4日間女子高生として生活
現地メディアの報道によると、事件が起こったのはアメリカ・ニュージャージー州のとあるハイスクール。ヘジョン・シン(Hyejeong Shin)と名乗る女性が年齢をごまかした偽の身分証を使い入学し、4日間もの間高校生として生活していたのだそうです。
学校側は、彼女の保護者が確認できなかったとして不審に思い調査をしたところ、入学時に提出されていた身分証が偽物だったことが発覚。
本来は29歳であるにも関わらず15歳と偽り授業を受けていたため即刻退学処分とした、と発表しています。
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■一体なぜ?なんのために?
本件は警察にも通報され、シン容疑者は文書偽造の罪で逮捕。
今後一切当該の高校に近づかないことを約束させられた他、重罪の第3級犯罪と見なされたことが報じられています。
年齢を偽装してまで高校に入学した理由については現在捜査中で、容疑者の詳しい心情はまだわかっていません。
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