東日本大震災、“ド派手トラック”で福島へ向かった小林幸子 「驚いたのは…」
コンサート用の11tトラックにお米などを積んで福島県内の避難所を回った小林幸子さん。当時の想いを語りました。
歌手の小林幸子さんが、29日に自身のYouTubeチャンネル『小林幸子はYouTuBBA!!』を更新。
東日本大震災のとき、自身のコンサート用トラックで、福島県内の避難所へお米などを届けたときのことを振り返りました。
■本人がWikipediaをチェック
この日の動画では、スタッフとともに自身のWikipediaに書かれている内容をチェックすることとなった小林さん。
子役時代の貴重なエピソードや、下積み時代の過酷な営業について、さらには様々な事情で改名したこともあったなど、知られざる小林さんの半生が本人の口から語られていきます。
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■震災時、支援物資を積んで福島へ
そのなかで、2011年の東日本大震災のときに、小林さんが行なった支援活動についての話題に。小林さんは同年4月、福島県内の避難所へお米やまんじゅうなどの支援物資を届けて回りました。
当時について「あのとき、(トラックを借りるために)色んなところに連絡したんですけど、福島って聞いただけで『お断りします』って全部に断られた」と小林さん。
「うちには、私のコンサート用の11tトラックしかないんですよ。それもね、全部の壁面に私の衣装がプリントされて、ものすごい派手なんです。そんなもので…運べるけど、それは何か不謹慎だと思われたらと、やめようと思った」と明かします。
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■“ド派手トラック”で避難所が笑顔に
被災した人々のことを思い、悩んでいた小林さんですが「でも結局、どうすることもできなかったから、11tトラックで行こうと」決めたそう。
そうして福島県内の避難所に着くと、「驚いたのは、ものすごく歓迎してくれたんです。笑ったり、楽しんだりすることが全くなかった場所に、11tトラックのこーんな派手なものがガーっと乗り込んで行ったもんだから、みんな喜んで写メ撮って、拍手してくれて……」と小林さん。
「私が拍手をもらうような状況ではないのに…」と感慨深く振り返りました。
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